「我々が何をうまくやっても、事あるごとに貶められるようだ」ポステコグルー監督が批判に対して持論を展開
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がチームへの批判に反応した。イギリス『スカイスポーツ』などが伝えた。 トッテナムはプレミアリーグ第13節のフラム戦で14本ものシュートを打たれ、フラムに苦戦。前節マンチェスター・シティ戦の勝利を生かせずに、途中退場者を出して10人となったフラムに1-1で引き分けた。試合後、トッテナムイレブンは自分たちのサポーターからブーイングを浴びせられた。 グリエルモ・ビカリオ、リシャルリソン、ミッキー・ファン・デ・ヴェン、クリスティアン・ロメロなどを負傷者に抱えるトッテナム。相次ぐけが人に、指揮官は頭を悩ませているようだ。 「手強い相手と戦わなければいけないが、試合はうまくいかない。みんながシティ戦を基準にし続けているのは分かっているが、再びシティと試合になれば、今度ゴールキーパーにティモ・ヴェルナーとブレナン・ジョンソンを起用することになるかもしれない」 さらに指揮官は批判についても言及した。 「人々は簡単なターゲットを探しているのだと思うが、私たちがいま何をしているのか、選手たちがそれにどう対処しているのかを人々は理解していない」 「きょうのように物事がスムーズに進まない日もあるだろうが、選手たちにはできる限りのことをしてもらいたいだけだ」 サポーターに対する不満ではないと念を押したポステコグルー監督だが、フラストレーションを抑えきれずにいるようだ。 「この7日間で我々は重要な選手を失ったことが分からないようだ。毎試合、マンチェスター・シティ戦のようにプレーしなければならないと口にするのは簡単すぎる。このクラブでは、我々が何をうまくやっても、事あるごとに貶められる」 相次ぐ批判に嫌気がさしている指揮官は、フラム戦の勝点1は最低限の結果だと考えるようだ。なおトッテナム次節、6日にボーンマスと対戦する。