大阪府・吉村知事が定例会見8月18日(全文1)20日から40病院でコロナ外来をスタート
大阪府の吉村洋文知事は18日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「宿泊療養施設でロナプリーブ点滴を行う」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月18日)」に対応しております。 【動画】「宿泊療養施設でロナプリーブ点滴を行う」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月18日) ◇ ◇
緊急事態宣言、9月12日までの延長が決定
司会:それでは知事の定例会見を始めさせていただきます。最初に知事からお願いいたします。 吉村:現在の大阪の感染状況ですけれども、非常に厳しい感染状況が続いています。日々、新規陽性者数が過去最多を更新するというような状況です。これはもちろん全国的にもそうですけども、大都市部である大阪、非常に感染が広がりやすい傾向にもあります。そのような状況の中でやはり医療も逼迫もしてきます。府民の皆さん、事業者の皆さん、感染対策の徹底をお願いしているわけですが、引き続き、大変申し訳ないんですけれども、感染対策の徹底をお願いしたいと思います。こういった状況を受けまして、国においても昨日、大阪含めて緊急事態宣言の出されているエリアへの延長が決まりました。9月の12日までということになりました。先ほど大阪府の本部会議も開催をいたしまして、府の方針、中身、これについても決定したところです。
デパ地下は2分の1の人数制限を要請
現状ですけれども、やはり新規陽性者数が増えてくるということになると、ワクチンが高齢者にほぼ完了してるという状況ですから、高齢者の陽性、それから重症は非常に少ないという状況ですが、やはり40代、50代の方、それから基礎疾患をお持ちの方であったり、肥満症の方であったり、糖尿病の方であったりと、やはりこういう重症化リスクの高い、ハイリスクの方を中心に重症例というのが増えてきていますし、今後も増えてくることが見込まれます。医療体制の強化、重症化予防のための抗体カクテル療法、これを積極的に実施していく、ワクチン接種を進めていくのは、これはもう当然のこととしてやっていきますけれども、やはり全体の陽性者数を抑えていくということも非常に、最も重要なことだと思っています。ぜひ府民の皆さん、事業者の皆さんのご協力をよろしくお願いします。 まず現状なんですけれども、さっき少し申し上げましたが40代、50代の方、特に今重症化されてる割合の多くがやはり40代、50代の方です。とりわけ今、感染が拡大している状況でもありますので、特に40代、50代の方は感染対策の徹底をお願いいたします。もちろんそれ以外の世代の方も感染対策の徹底をお願いしたいと思います。どうしても重症者の方、40代、50代、中高年層、僕らの年代が非常に多いわけですけれども、その世代の皆さんの方はより感染対策の強化をお願いいたします。 また、先ほど決まった中身の1つでもありますが、百貨店で大阪でももうご承知のとおりクラスターが発生をしています。全国的にも百貨店でクラスターが発生しているという状況です。その中でも、これは分科会の尾身会長もおっしゃってました、基本的対処方針にも組み込まれましたが、とりわけデパ地下のエリアでは非常に感染も広がりやすいという指摘が、実際に専門分科会から指摘もされて、そこの対策を強化するようにという対処方針にもなってます。先ほどの大阪の本部会議においても、この地下の食品売り場、デパ地下においては人数制限、2分の1の人数制限をお願いいたします。これは事業者に対して要請をいたします。 また、デパ地下じゃない百貨店、ショッピングモール、大規模商業施設においても、人数整理、人数制限をぜひお願いしたいと思います。密になることを避ける。そしてまた、大きな声でおしゃべりをするようなエリアについて避けていく。そういったことが非常に重要になってきますので、これは事業者の皆さんにお願いではありますが、そういった密を避ける、また、大規模商業施設においては入場整理の徹底をよろしくお願いいたします。