人気焼き鳥店出身の店主が独立! シグネチャーは、ジューシーな手羽とうまみを吸ったネギの「手羽のネギ巻き」(東京・目黒)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
黒さつま鶏 煉火(東京・目黒)
目黒駅から徒歩5分ほどの場所にある「黒さつま鶏 煉火」。2023年12月にオープンし、満足度の高い「おまかせコース」が好評を得ていましたが、2024年9月に料理長を務めていた笠井 剛氏が店主となり、再オープンとなりました。
笠井氏は福島県出身。実家が焼き鳥屋を営んでいたこともあり料理の楽しさに魅せられて、修業を重ね料理人の道へ進みました。フレンチレストランで3年務めるなど、他ジャンルでも知識や技を深め、焼き鳥職人としては今年で18年。笠井氏は「やきとり阿部」系列で大塚にある「やきとり 結火」で、2021年の開店時から2年店長を務めており、その後「黒さつま鶏 煉火」の料理長に。以前より独立を考えていたところ、同店の事業譲渡の話があり、今回独立開業となりました。「やきとり阿部」があり、ゆかりのある目黒で、笠井氏が魅せられた黒さつま鶏にこだわったコースを提供します。
路地裏にある店舗は、知らなければ通り過ぎてしまいそうな隠れ家のよう。地下の扉を開けると焼き場を囲むコの字形のカウンターがあり、黒を基調としたモダンな大人の雰囲気の空間が広がります。ダイナミックで印象的なのれんや、季節の生け花がゲストを迎え、客席はライブ感を楽しめるカウンター席14席の他、プライベート感を大事にした4名用の個室も完備。
メニューは黒さつま鶏をベースに季節の野菜20種類を織り混ぜた「おまかせコース」9,800円のみ。黒さつま鶏は脂のりが良く、炭火で焼くとジューシーな肉汁とうまみが口いっぱいに広がります。歯ごたえと軟らかさのバランスが良く深みのある味わい。コースでは、胸やももなどの鶏のたたきをはじめ、だきみ、かしわ、砂肝など、さまざまな部位の串焼きを楽しめます。