50代は「ついでにひとり旅」が気楽でいい。朝食にこだわり、スカーフは必ず持ち歩く
ひとり旅初心者の女性が、ひとりでの食事や時間の過ごし方、楽しみ方に慣れるためのアイデアをご紹介。ここでは、出張などの目的にプラスしてひとり旅を楽しんでいるというウォーキングインストラクターの朝倉真弓さん(現在50代)が、ひとり旅を楽しむマイルールについて語ります。 【写真】50代、旅先でポーチ代わりに使っているもの
ひとり旅を盛り上げるポイントは、朝食と夕食にあり
ひとり旅への憧れはあるけれど、ハードルが高く感じるという人も多いようです。 かくいう私も、「最初から最後までひとり」という旅よりも、出張ついでのひとり旅や、友人と会う予定に絡ませたひとり旅の方が気楽に感じます。ずっとひとりではないけれど、旅のどこかにひとりの時間を確保するというスタイルが好みです。 そんな私が旅先で大切にしているのは、朝と夜の時間です。
●ホテルより先に朝食の場所を探す
朝ごはんは、基本的にホテルによくあるバイキング形式の朝食は食べません。訪れる場所が決まったら、まずはおいしそうな朝食を食べられる場所を先に探し、ホテルはその周辺で探します。 探す方法はインターネット検索が中心ですが、ときには知人から情報を得ることも。先日訪れた大阪は、乗り換えに便利なエリアにおいしそうな和の朝食を食べさせてくれるお店を見つけました。 昨年訪れた京都では、有名なイノダコーヒーの本店で朝食を食べるために、徒歩圏内のホテルを探してチェックイン。 その土地ならではの喫茶店や定食屋さんの朝は、単身でゆったりとした時間を過ごしている地元の人も多くいらっしゃいます。ひとりでの食事が慣れていない人も、気兼ねなくひとり旅気分を楽しめるはずです。
●夜は部屋で「買ってきた食事」を楽しむ
日中は仕事をしたり、友人と過ごすことが多いですが、案外ぽっかりと空いてしまうのが夜。朝ごはんはひとりでも大丈夫だけれど、夜のひとりごはんは気が引ける…という人も多いのでは? そんな人におすすめなのが、デパ地下などで好きなものを買ってきてお部屋で楽しむこと。ターミナル駅に近いショッピングセンターには、必ずその土地ならではのお弁当やお総菜が手に入ります。そこで、普段よりもちょっぴり贅沢なものを買ってきて、だれに遠慮することなく好きなドリンクとともにお部屋で楽しむのも、ひとり旅ならではの醍醐味です。