タワマン強盗、被害者は里美ゆりあ 手足にあざ「命の危険感じた」金額の記憶は曖昧
26日に都内で発生した現金約600万円が奪われたと報じられている強盗事件の被害者が、人気セクシー女優・里美ゆりあ(35)だったことが27日わかり、ネット上で話題となった。そして同日夜になり、里美本人が自身のYouTubeチャンネルで「タワマン強盗600万円の真実を語ります」として18分45秒ノー編集の動画に登場。この日マスコミの取材が殺到したこともあり疲労困憊した表情を浮かべながらも、MC役の男性スタッフの質問に答える形で事件の経緯と現在の心境を語った。
「ホームパーティーも今後はできない」
事件は26日午前、里美が住む都内のタワーマンションで発生。宅配業者を装った男性2人組が部屋に押し入り、現金約600万円を奪い、運転役と思われる男と車で逃亡。約5時間後、神奈川県内で身柄が確保された。車内からは現金400万円が見つかったという。 事件については「防ぎようがなかった」「一言でいうと怖かった」と明かす里美。宅配業者だと思ってドアを開け荷物を受け取ろうとしたところ、「1億円脱税してるよね?」などと言われ押し入られたという。里美は過去、2014年に東京国税局から2億4500万円の所得隠しを指摘されたことがニュースになり、その顛末を自身の著書にも書いたことがある。犯人の脱税とは、そのことを指すものと思われる。里美は逃げようとしたがおさえられ、あざの残る腕や足を見せながら激しく抵抗したことを説明。ただ、殴られたりはしなかったという。「拉致られるかもしれないし、手足縛られるかもしれない。命の危険を感じた。『殺すの?』と聞いたら『殺さないよ』と。俺らは1億円だけ持って還りたいんだ、というニュアンスだった」と恐怖の時間を振り返る。「脱税の話は6年も7年も前の話でそんなお金は使ってもう持っていない」という里美は、犯人に「お金なんかないんだから。探してもないよ」と言ったという。 犯人たちは引き出しなどをあさったが、結局、クローゼットのところに置いてあったお金を盗んで持って行ったという。金額については「報道では最初500万円となって、違う報道では600万円となったが、私もちゃんと数えてない。500~600万円の間かな。犯人の車から400万円見つかったんだって。400万円よりあったと思うけど、人間って間違いがあるから、もしかしたら400万円しかなかったのかなって」と記憶が曖昧な様子。自身についてざっくりした性格で「普通の人とずれているのはそういうところだろうね」と自嘲気味に反省の弁も。もしかしたら家にきたことある人かもしれない、というMC役スタッフの質問に「そうだよね。だからホームパーティーも今後はできませんよ。もう私はひっそり……」としょんぼり。