大阪府・吉村知事が定例会見1月19日(全文1)35%に達したら「まん延防止」を要請
1日の接種人数は2200人を想定
65歳以上の一般の高齢者の方については2回目接種から7カ月経過した方が対象になります。そして医療従事者であったり高齢者施設の従事者については、6カ月が経過している方が対象になります。これは国が定めた接種間隔ですので、これより早く接種っていうのはなかなかできないんですが、これを満たしている方については、大阪府民の方全員を対象にしていきたいと思います。とりわけ高齢者からのスタートになってくると思います。できるだけ早く高齢者の3回目接種というのをやっていきたいと思いますので、この要件を満たしている方は、ぜひここをご利用いただけたらと思います。 休館日は毎週月曜日ですので、月曜日以外については土日も含めてフルで運営いたします。10時から夜の8時半まで運営します。1日の接種人数は2200人を想定しています。コールセンターもこちらにある番号のとおりです。このあと順次、府庁の咲洲接種センターと、もう1つは心斎橋接種センター、これは2月の上旬、1桁の週から開始をしたいと思っています。そして堺接種センター、高槻接種センターについて2月中旬から開始をいたします。 ここについても、開始前になれば予約の案内、こういった案内をさせていただきます。まずは府庁、別館、南館センター、北館センターで1日2200人をベースとしました、高齢者を対象とした3回目接種を行います。ぜひ3回目接種を希望される方、オミクロン株の拡大期でもあります、高齢者の皆さまが重症化する可能性もありますから、ぜひ希望される方は接種をお願いしたいと思います。今週の土曜日、昼の12時から予約を開始いたします。僕からは以上です。 司会:それでしたら、順番に質問をしていただきたいと思います。挙手いただけましたら、私のほうで指名させていただきますので、よろしくお願いいたします。そしたらどうぞ。幹事社から。
本部会議はあした開催することもあるのか
読売新聞:幹事社の読売新聞の太田です。まん延防止等重点措置に関してお伺いいたします。病床使用率35%という数字には現状では届いていませんが、ほぼ30%という状況なんですけども、本部会議なんですが、最も早い場合、あした開催することもあるのか、現状の知事に日程感について教えてください。 吉村:35%に達すれば、その段階で開催したいと思っています。あす、今日の発表は5時ですから、今日35%に達すればもちろんあす開催ということになりますので、あくまで基準35%を定めていますから、それに達した段階で本部会議を開催、これが基本的な考え方です。 ただ、感染者数のほうが増えてますから、今後もこれはどうも感染が拡大することも想定されると、達するのはほぼ明らかだということの判断ができれば、35%に達する前であったとしても、それが近づけば判断するということはあり得ます。この点についてはご了承いただきたいと思います。それがいつになるかというのは、これは分かりません。あした以降の感染者数がどうなるかは誰も予測できませんので、ピークアウトすれば入院者もピークアウトしていきますから。誰も予測はできませんが、今増えている状況でもありますので、病床使用率も逼迫してくる、上がってくる可能性のほうが圧倒的に高いと思っています。 なので、それがその基準に達せば会議をやりますし、あとはやっぱり京都、兵庫と今日、3府県会議も行いました。京都府知事、兵庫県知事のほうで、これはもうまん延防止を判断するべきだということがあれば、35%前であったとしても本部会議、大阪府として判断して、この3府県知事、京阪神一体になって足並みをそろえて国に対して要請したいと思います。 また先ほどの3府県知事会議で決定しましたが、やはり基本的対処方針に基づいてわれわれは行動するということになっています。これが今の特措法です。なので、ただ、基本的対処方針を見れば本当にオミクロン株の対応、オミクロン株の特性に対応した基本的対処方針になっているのかなということに疑問があります。これまでのデルタやアルファ株を前提にしたものになっていやしないかと思っています。本日、尾身会長も人流抑制ではなくて人数制限がキーワードになるというふうな発言もされておられます。オミクロン株の特性にあったものが必要だとおっしゃっていますので、ぜひここは国においてオミクロン株の特性に合った基本的対処方針を改定いただきたいと思います。改定していただきたいと。