保護された子猫との別れに4歳息子が号泣、こんなガチ泣き初めて…なぜ?「愛していたんだね」
号泣した息子と一緒に、里親へ子猫を届けに行ったところ…
とはいえ、泣き止んで、いったん里親さんが決まったことを受け入れたというるいくん。ふたりでえむちゃんを病院へ届けに行ったとか。事前にyukakoさんがるいくんに里親さんが決まった経緯を説明したことである程度理解してくれたのか、るいくんは再びその場で泣いたりせず、ちゃんとバイバイできたとのこと。ただ院長先生に「どうしたら猫のお医者さんになれますか?」と、るいくんは聞いていたそうです。 「息子は、猫はもちろんですが、動物全般が大好きなようで、外で見かける犬や猫や鳥、みんなに「かわい~♡」と声をかけています。えむちゃんのことも、お外で暮らしてたんだってと話すと、『そんなのダメだよ!!危ないもん!!るいくん許さない!!』と怒っていました(笑)。自分は猫の博士だと自負しています」 一緒にいる時間は短かったものの、るいくんの深い愛情を受けたえむちゃん。今後は病院の看板猫として活躍予定です。 ◇ ◇
保護活動を始めたのは、悪性リンパ腫を患っていた猫の保護がきっかけ
yukakoさんは、2018年に「ぎんのすけ」くんという地域猫を保護したことがきっかけで、保護活動をするようになったとのこと。ぎんのすけくんは保護時から悪性リンパ腫を患っていて、高額な治療費がかかることが分かり戸惑っていたところ、花びらのようにヒラヒラした猫用の「ザビエル首輪」製作者として有名なインスタグラマーのmaiさん(@maihimemoco)と出会い、ザビエル首輪を“ぎんのすけチャリティーグッズ”としてネットで販売して医療費の一部をまかなったらどうかと提案を受けたといいます。 そしてネットでチャリティーグッズを販売し支援を募ったところ、医療費の大半をまかなうことができました。こうして多くの人たちの“思い”に支えられて闘病していたぎんのすけくんでしたが、2年ほど前に虹の橋を渡ったそうです。 「彼がいなければ今の私はいないので、本当に感謝しています。今後も保護活動を続けていきたいと思っていて、今は完全に自宅でやっているのでゆくゆくはシェルターのような場所を持つか、譲渡型保護猫カフェのような感じのことをしたいと考えています。その経験のために動物病院で働きだしたというわけです。 またアニマルコミュニケーションに関しても、ぎんのすけがきっかけで、その世界について学びました。人間と話すように動物と話す、ただそれだけです。誰にでもできることですが、コツや必要なことはあります。いろいろと学んだ末、今は仕事としてやらせていただいていますが、どうやら息子はナチュラルに話せる人なようです。よく私と息子と猫で会話したりしてます。シェルターかカフェが実現したら、アニマルコミュニケーションのセッションサロンとして兼用して、たくさんの方に来ていただくのが目標です。るいには常駐獣医になってもらって...(笑)」 投稿したるいくんが号泣する写真、動画には「優しい気持ちをありがとう」「これから新しい家族に愛されていくえむちゃん 忘れないでね。あなたを世界で一番初めに愛してくれたのはるいくんです」「息子さんは命の大切を理解出来る立派な大人に成長すると思います」などとたくさんのコメントが寄せられました。 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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