袴田事件「無罪判決の瞬間」は異例すぎる光景に。傍聴人が法廷で目撃した「涙を流す“まさかの人物”」の正体
再審の課題は残り続ける
検察側は無罪判決を不服として控訴することができるが、「公益の代表者」として本件を控訴することは断じてあってはならないこと。 そして今回の事件で、再審無罪まで58年がかかったことなど、法の不備も浮き彫りとなった。 控訴期限は10月10日午後11時59分。仮に検察側が控訴しなかったとしても、再審の課題は残り続ける。 取材・文/学生傍聴人 【学生傍聴人】 2002年生まれ、都内某私立大に在籍中の現役学生。趣味は御神輿を担ぐこと。高校生の頃から裁判傍聴にハマり、傍聴歴6年、傍聴総数900件以上。有名事件から万引き事件、民事裁判など幅広く傍聴する雑食系マニア。その他、裁判記録の閲覧や行政文書の開示請求も行っている。
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