菅官房長官が会見 総裁選出馬を表明(全文3完)新型コロナ対策で独自色出したい
菅義偉(よしひで)官房長官は2日、記者会見を行い自民党総裁選への出馬を表明した。 【動画】自民・菅義偉氏が会見 総裁選への出馬表明 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「自民・菅義偉氏が会見 総裁選への出馬表明(2020年9月2日)」に対応しております。 ◇ ◇
震災復興にはどのような位置付けで臨むのか
河北新報:仙台の河北新報の【ヨシエ 00:36:04】と申します。安倍政権は東日本大震災からの復興を最重要課題に掲げてきました。まだ震災の復興は道半ばですけれども、長官としては震災からの復興というのはどのような位置付けで臨まれますでしょうか。 菅:先般の福島知事からいろんな復興の状況の説明を受けました。まさにこれから復興に向けて、さまざまな具体的な事業を進めていかなければならない、そういう時期に差し掛かっているというふうに、知事との会談の中で、そうした思いをいたしました。 司会:私もあれしておりましたら、もう時間がかなり押してまいりましたので、このビデオカメラから奥の後ろの方で、これから3問質問をお受けをしてと思っております。スタッフの方、マイクを持って後ろ行っていただいてよろしいでしょうか。お願いします。
地方の声をくみ取るために党員投票をやるべきでは
中国新聞:中国新聞の下久保です。よろしくお願いします。先ほど菅さんは地方分権への情熱を語られて、秋田のご出身っていうことで、地方の方は期待も大きいんだと思うんですけど、一方で基地問題で向き合った沖縄への態度っていうのは、果たしてそれが分権に対する情熱がどこまであったのかっていうような疑問も覚えます。また、地方の声を反映するため、幅広い地方の声を反映するためにもやはり総裁選で、少なくとも自民党の党員であったり党友の声を聞く党員投票っていうのをやるべきで、ご本人はその点について、地方の声をくみ取るために党員投票をやるべきだというご意見はなかったんでしょうか。 菅:私は後者であります。それぞれ党は党のルールによって、今この総裁選挙が行われておりますから、その中で全力を尽くしていきたいというふうに思います。また、沖縄の基地負担軽減、そのために私自身、沖縄基地負担軽減担当大臣として、この7年と8カ月の間に、例えば沖縄においては北部訓練場、まさに復興後、最も大規模な返還をはじめ、目に見える形で実現をしたことというのはあるというふうに自分自身思っています。 司会:それでは後ろの席のほうの方にまたマイクをお渡しをいただきたいと思います。