テニス上地、田中組「金」 卓球女子の和田は初制覇
パリ・パラリンピック第9日(5日)車いすテニスの女子ダブルスで上地結衣(三井住友銀行)田中愛美(長谷工コーポレーション)組が金メダルに輝いた。卓球女子シングルス(知的障害)決勝で和田なつき(内田洋行)が勝利し、日本勢で男女通じて初めてシングルスを制覇した。 陸上男子400メートル(視覚障害T13)では福永凌太(日体大大学院)が48秒07で銀メダルを獲得した。柔道女子48キロ級(全盲)で半谷静香(トヨタループス)は銀。卓球女子の古川佳奈美(えん・コミュニケーションズ)は準決勝で敗れ、3位決定戦がないため銅だった。 ボッチャのチーム(脳性まひ)で日本は3位決定戦で韓国に勝ち、チームで3大会連続の表彰台。車いすフェンシング男子フルーレ団体で日本は準々決勝でフランスに負けて敗退した。 競泳は予選で男子50メートル自由形(運動機能障害S5)の日向楓(中大)、同200メートル個人メドレー(運動機能障害SM9)で川渕大耀(宮前ドルフィン)が落選した。(共同)