2024年百名店に初選出! 上質ホルモンを地元価格で提供する駅前立地の実力店
〈今夜の自腹飯〉
予算内でおいしいものが食べたい! 食材の高騰などで、外食の価格は年々あがっている。一人30,000円以上の寿司やフレンチもどんどん増えているが、毎月行くのは厳しい。デートや仲間の集まりで「おいしいものを食べたいとき」に使える、ハイコスパなお店とは?
小関尚紀
焼肉作家。通称:YAKINIQ。お肉博士1級。MBA(経営学修士)。焼肉店には年間100店舗以上通い、焼き方を研究している。海外渡航60カ国。 焼肉好き伝説の番組 BS朝日『美女と焼肉』(2022年3月終了)の初期レギュラー。著書に『焼肉の達人』(ダイヤモンド社)、『世界一わかりやすい「ゲーム理論」の教科書』(KADOKAWA)、『「即判断」する人は、なぜ成功するのか?』(サンマーク出版)。
内臓肉のクオリティの高さが評判
JR中央線荻窪駅北口から徒歩30秒。人で賑わうバスターミナルを左手に進むとすぐに見えてくる赤い螺旋階段のある建物の2階にある「ホルモン コウ」。駅からすぐの抜群のアクセスで、東京食肉市場から仕入れる新鮮なホルモンを中心とした上質な肉をリーズナブルに楽しめる人気店だ。
小関さん「焼肉作家でもあり、サラリーマンでもあるワタクシ。2022年の冬に荻窪での仕事帰りに、たまたま同僚と寄ったのがきっかけです。上ミノにシマチョウに新鮮レバーに、とにかく内臓が新鮮で旨い。ホルモンの店名に偽りなし! 荻窪駅からもすぐだし、思わぬ穴場でした。」
店内は広々としていて、グレーや木目を基調としたシックで高級感のある雰囲気。都心の店のような洗練されたかっこよさを意識しつつ、客が気軽に入りやすく心地よく過ごせる空間を目指したという。
小関さん「螺旋階段を上った2階にお店があり、清潔感のあるシックな内装で女性同士でも入店しやすく、カウンター席もあって一人焼き肉も可能です。オープンキッチンで開放感があり、店主の勢いそのままに活気を味わうことができます。最近オープンした3階の個室に2024年9月に訪問しましたが、接待でも使えます。駅近で焼肉を楽しむ環境としては抜群!」