Amazonが「Prime Video」に販売事業者向けのショッパブル広告。動画配信+買い物広告の新たな3サービスとは
Amazonは、広告主がこうしたインタラクティブ広告と非インタラクティブ広告の両方を掲載し、その効果を測る調査を実施しました。「自社の調査によると、インタラクティブ広告は広告主にとって、より有用性が高い」とAmazonは説明。インタラクティブ広告の方がコンバージョン率が高く、商品ページビューも10倍高かったということです。 Amazonは5月14日に行うプレゼンテーションで、新たなインタラクティブ広告を正式に発表します(※編注:この記事は『Digital Commerce360』による5月9日時点の配信記事を転載・編集しています)。 ■ Amazonが自負する自社動画広告の有用性 Amazonは2024年の1月末から、動画ストリーミングサービスの1つである「Prime Video」に広告を導入しました。Amazonの有料会員「プライム会員」は月額2.99ドルの追加料金を支払うことで、広告を見ないようにすることが可能です。Amazonによると、広告付きの「Prime Video」は月間で平均2億人の消費者に視聴されているということです。Amazonの広告事業は、これまでに蓄積された豊富な顧客データに基づき、ターゲティングした特定の広告を消費者に表示しています。 「Amazon Ads」のグローバル広告セールス担当バイスプレジデントであるアラン・モス氏はこう言います。 「Amazon Ads」は、広告の視聴者はシームレスに買い物でき、広告主は潜在顧客と効率的につながることができる、インタラクティブな広告フォーマットです。「Amazon Ads」はAmazonが配信する動画ストリーミングサービスの視聴体験をブラッシュアップし続けています。
┌────────── 広告を視聴する顧客へのリーチ、Amazonが顧客データを保有するファーストパーティ企業であることの強み、広告のターゲティング性を通じて、動画配信サービスにおける広告の改善に取り組みながら、広告主のブランドが将来的な顧客とより良く関わることができるよう、イノベーティブな顧客体験の開発に乗り出しています。(アラン氏) └──────────