[2025初売り] 注目車の攻め方&選び方:ホンダ フリード〈最新値引き&納期情報〉
この冬、新車購入を考えているならば、勝負は年明けの1月がベスト。1月最初に実施される「初売り」セールは、良い条件が出る可能性が高く、積極的にディーラーを訪れるべきなのだ。ここでは2025初売りで人気を集めているホンダ・フリードをピックアップ。最新の目標値引き額や攻略術をお伝えしよう。 →【画像】[2025初売り] ホンダ フリードの攻め方&選び方
パワートレーン&装備機能の充実で、車格は1ランク向上
2024年6月に発売された現行フリード。コンパクトなボディに3列シートを収めた優れたパッケージングはそのまま踏襲されているが、ハイブリッド車がe:HEVに進化したことや機能装備の充実により、先代よりも車格感が向上。ひとつ上のミドルミニバンと比較検討するユーザーも多いようだ。先代よりも全体的な価格水準は20万円ほど上がってしまったが、6月から11月までの6か月の登録台数は4万814台を記録するなど、販売面は好調に推移している。 ◆e:HEV エアEXは、発売1か月の受注集計において、販売台数全体の55%を占める主力グレード。メインターゲットはファミリー層ということもあって、前後パンパーやサイドパネルは馴染みやすさを優先したプレーンなデザインを採用している。 ◆撮影車はe:HEV エアEX 6人乗り仕様。室内はアイボリーを基調色とした優しい雰囲気でファミリーユーザーを想定したもの。 ◆撮影車はe:HEV エアEXの6人乗り仕様で、シート配列は2-2-2の3列となる。セカンドシートが2列のキャプテンシートとなることが強み。なお、エアEXにはセカンドベンチシートの7人乗り仕様も設定されている。
人気はハイブリッドのe:HEV車、納期1年待ちのグレードもあり
●車両本体目標値引き額:13万円 ●納期の目安:3~12か月 ●リセール予想:B- 販売現場の声を拾うと、「新型フリードは予想を超える売れ行きで、納期が相当かかってしまう」とのこと。実際、売れ筋の「e:HEVエアEX」は10か月以上、「e:HEVエア」も半年待ちというのが目安になっている。ただ、ガソリン車は比較的納期が早く、装備機能の条件が合えば3か月程度で納車されるケースもあるようだ。 人気沸騰の影響もあって値引きは厳しく、商談の序盤では付属品を含めた値引き額でも8万円前後でストップがかかるケースが目立つ。競合させるモデルとしてはシエンタが効果的だが、先代よりも効果は薄め。現状では付属品を含め15万円前後が取れたら大成功だ。商談の最後では、経営資本が異なるホンダ販売店を競い合わせる同士競合を行うことをオススメしたい。 ・FREED e:HEV AIR 価格:285万7800円(FF)/308万8800円(4WD) ※6人乗りのみ ・FREED e:HEV AIR EX 価格:304万7000円(6人乗り/FF)/309万1000円(7人乗り/FF)/327万8000円(6人乗り/4WD) ・FREED e:HEV CROSSTAR 価格:320万6500円(6人乗り/FF)/316万2500円(5人乗り/FF)/343万7500円(6人乗り/4WD)/339万3500円(5人乗り/4WD) ・FREED AIR EX 価格:269万7200円(6人乗り/FF)/274万1200円(7人乗り/FF)/292万8200円(6人乗り/4WD)