DeNA・佐野は国内FAを行使せず残留 球団が発表 「ベイスターズのために活躍をしたい」とコメント
今年7月に国内FA権を取得したDeNA・佐野恵太外野手が、残留を決断したことが12日、分かった。この日、球団が発表した。佐野は球団を通じて「ドラフト会議で指名してくれた恩を活躍することで返せるのであればベイスターズのために活躍をしたい。その思いが変わることはありませんでした」などとコメントした。 【写真】FA行使せず残留決断 コーチとタッチを交わすDeNA・佐野 佐野は今季、序盤こそ打撃不振にあえいだものの夏場に復調。8月に月間MVPに輝くなど勝負どころで存在感を示し、チームのCSおよび日本シリーズ進出、日本一に貢献した。 昨年オフの契約更改では、球団からの複数年契約の打診を断り単年契約を選択。3日の日本シリーズ第6戦終了後には「しっかりと納得のいく決断をしたいなと思います」と話しており、去就が注目されていた。 佐野は「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」(9日開幕)の日本代表「侍ジャパン」に選出されている。 佐野のコメント全文は以下の通り。 ◇ ◇ 2016年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから指名をしていただいて、自分のプロ野球人生はスタートしました。 指名待ちをしていたあの時の長く、苦しく、悔しい時間は今も自分の原動力となっています。 ドラフト会議で指名してくれた恩を活躍することで返せるのであればベイスターズのために活躍をしたい。その思いが変わることはありませんでした。 ファンの皆さまと一緒に勝利を分かち合えるようチームの為に頑張っていきたいと思います!