五輪組織委、5者協議後に会見(全文1)チケット再抽選が必要なセッションも
医療に支障を来たさないと判断したということか
TBSテレビ:TBSテレビのジョウジマと申します。よろしくお願いします。橋本会長にお伺いします。会長、4月の5者協議のあとは、観客について、医療に支障を来たすような状況が考えられる場合には無観客も検討しなければならないと述べられていました。今後も無観客を含めて状況に応じて対応されるとのことでしたが、今日、50%、1万人以内にしたということは、今の時点で医療に支障を来たすことは想定されないという判断をされたということでしょうか。 橋本:はい。刻一刻、この状況が変わっていきますので、そのときによってしっかりと対応をしなければいけないというふうに思っております。多くの方々のご協力をいただいて、今、医療体制に支障を来たさないというところまで来ているんだというふうに思います。海外からの医療スタッフの派遣も含めて多くの方々がお越しいただけるということにもなりました。また、ワクチンの接種も進んでいるという、そういう状況でありますので、現在のところ、極力、医療に支障を来たさないというところまで体制が整ってきたというふうに思っております。ただ、状況が変わっていくことは十分予想ができますので、そういった状況になったときには無観客も含めて対応を早急にしていかなければいけないと思っております。 司会:一番前、【ホンマ 00:14:29】さん。
大会関係者の規模は
NHK:NHK、ホンマです。武藤さんにお聞きしたいんですけども、先ほど大会関係者のことについてお聞きしたんですけど、開会式ではより関係者がたくさん来ると思いまして、2万人になるんじゃないかという見通しもあるんですけども、その辺り、どのぐらいの規模になりそうなのか、考え方も含めてお聞かせください。 武藤:オリンピック開会式について一部の報道に2万っていうような数字があったことは私も承知しております。しかし、今、精査中ですので具体的な数字までは申し上げられませんけれども、それよりは明らかに少ない数字になるだろうというふうに思っております。しかし先ほど申し上げたとおり、この大会運営に関係する人たちというのは主催者であって観客ではないという観点から、その1万人というものと別途考えると。その方針だけは変わっておりません。 NHK:じゃあちょっと追加で、菅総理大臣は今日、緊急事態宣言を出された場合は無観客も辞さないという考えを示されているんですけれども、どういう場合に無観客となるのか、また、まん延防止等重点措置の場合は無観客以外にどういう措置が考えられるのか教えていただきたいんですけれども。 武藤:現状において、今後の状況がどのように変化していくかというのは、なかなか見通すことが困難でありますし、それからその場合になんらかの緊急的な措置が引き続き取られた場合の基本的な考え方がどのようなものになるか、それは分かりません。しかしそこの中で無観客といったようなことも選択肢としてあるということになった場合には、われわれとしては無観客にすることも検討したいと、こういう趣旨でございます。無観客を含めて検討したい、そういうことでございます。 司会:その後ろの男性。