「窓」からの侵入防ぐグッズの売れ行き好調 強盗事件相次ぐなか年末年始の防犯しっかりと
不動産情報サービスのアットホーム(東京)が4月、長期不在時の防犯対策を1人暮らしの男女477人に聞いた調査でも、トップが「カーテンを閉める」だった。以下、②戸締まりを念入りに確認③玄関や窓に補助錠を付ける④SNSで長期不在であることを公表しない⑤雨戸・シャッターを閉める-の順となった。
近ごろは在宅中にも侵入する悪質な手口が目立つ。「2階だから侵入されないだろうと思って油断しないほうがよい」と松田さん。
家に人が居るから大丈夫と油断して窓を開けっ放しにせず「施錠を」と促す。
警察庁によると、令和5年の戸建て住宅への窃盗(1万3490件)の侵入口で最多だったのは「窓」(55・2%)だった。松田さんは「2階の窓からの侵入の足場になりそうな場所に、物置や脚立などを置かないで。窓周辺の見通しをよくするために植栽も整備しましょう」と助言した。(竹中文)