「高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ」高見沢が長野博の探求心に感服!
――2品目には静岡・浜松のすっぽん鍋が紹介されました。 高見沢 「いわゆるすっぽん鍋のイメージとは違うよね。長野くんも言っていたけれど、浜松が養鼈場のはしりだって知らなかったから」 長野 「あの店は日本で一番初めにすっぽんの養殖を始めた会社で、うなぎより前に養殖を始めていたそうですよ」 高見沢 「勉強になるわ。京都にある有名な老舗すっぽん料理店に、この店がすっぽんを卸していることも分かったし。そういう意味では、ラーメンもそうだけど、すっぽん鍋の概念が変わりました(笑)。(すっぽんの)肩肉ってこんなにおいしいんだ! とか。あれはうまいよー! あの脂といい、すっぽんの卵といい、肝といい、スープも。いろんなお店で食べてきたけど、すっぽん鍋って独特の匂いがするんですよ。苦手な人もいると思うけど、そういう方も絶対に食べられる味です。最高だし、ビックリするよ!」
――高見沢さんは全品を通して「こんなの初めて」とおっしゃっていましたね。 高見沢「本当ですよ! 初めてだよ! ラーメンもごま油も、今まで食べてきたものとは次元が違って。全部おいしかったです」 ――今日召し上がってみて、ご自身でもお取り寄せしようかなと思ったものはありますか? 高見沢 「そうだな~、すっぽんを取り寄せても、自分ですっぽん鍋を作れないからな(笑)。だから、ラーメン(※)かな。楽天やAmazonでも購入できるって聞いたから。ふるさと納税の返礼品としても提供されているって聞いたけど。俺、最近(ふるさと納税で)赤いがま口買っちゃったからな。何で買っちゃったんだろう(笑)」(※通常のお取り寄せには、チャーシューは付いてきません。長野さんが特別に取り寄せた品です) ――長野さんはすっぽん鍋を紹介する際に、ご自宅から専用の鍋も持参されたと伺いましたが、味は違いましたか? 長野 「(自身で撮影した底が透けている鍋と、脂の浮いた鍋の写真を見せて)写真の通りです。写真がなかったら、説明してもなかなか伝わらないですよね。でも、たまたま撮影した写真で、道具の違いによる結果が目で見て分かったので、今日は持参した方がいいかなと思いました」 高見沢 「やっぱりね、料理はこだわりなんだよ。それを彼(長野)は持っている。俺はこだわりがないから(笑)、なんでも食えちゃうから! そういう意味では、いい番組ですよね。今日は自分がゲストになったようで、楽をさせてもらいました(笑)」 ――こだわりは他にもありますか? 長野 「車やバイクも好きなタイプはあります。興味はいろいろあるのですが、意外と飽きっぽくて、はまるものははまるけど、そうでないものはスルーしちゃいます。なので、長く続かないものもいっぱいあります」 高見沢 「えっ、そうなの? 全部深く極めると思ったけどね」 長野 「ゴルフもはまっていたのですが、今は落ち着いた感じです。また、夢中になる時が来るかもしれないですね」 ――海外にも食べ歩きに行かれていますよね? 長野 「何年かに一度、スケジュールが空いた時に行きますが、なかなか難しいですよね」 ――そんな長野さんの苦手な食べ物は何ですか? 長野 「コリアンダーがちょっと苦手です。スパイスは大丈夫なのですが、好んではいただかないですね」 ――ちょっと変わった食べ物は大丈夫ですか? 長野 「海外だと見た目だけじゃ分からない料理もあるから、その国の料理は一度は食べてみたいって思います。でも、虫はさすがに駄目かな」 高見沢 「僕も好んでは食べないよ。見た目がちょっとね…。虫を食べなくても他のものを食べればいいしね。虫はやめようよ(笑)」