立憲代表選4候補が討論会ー神奈川(全文1)消費減税と財政出動で暮らしと経済支えたい
政治は今、社会で不信の象徴
そして政治改革とは、その議論を本当に進められる政治をこの国が手にできるかどうかに懸かってます。それは身を切る改革、身を正す改革、もちろんそうしたこともそう。そして政治家は、政治は今、社会で不信の象徴です。がしかし、本当に政治家を信用してみよう、政治が信頼に足るんじゃないかと思える日がこの国にやって来るかどうか。 そして党改革でいえば、この政治改革をどの党にも増して真剣に取り組み、先進的に引っ張ろうとする姿が立憲民主党から見えてこなければなりません。党改革は政治改革、そして政治改革が社会保障改革へ。社会保障改革は社会の改革へ。そして社会の改革がそれぞれの新しい時代にふさわしい、人生の不安感を取り除き将来への見通しをもたらし、そして次世代への責任を果たす。これら全てが連関をし、相互に関わり合っていること、このことをぜひ、今日はじっくりと議論させていただきたいと思います。 ありがとうございます。 司会：小川候補、ありがとうございました。次に泉候補、お願いいたします。
介護現場の処遇改善を行っていく
泉：はい。皆さん、こんばんは。今日は本当にこれだけたくさんの皆さまにお集まりいただきまして、心から感謝申し上げます。 私は、先ほども街頭の演説の中でお話をさせていただきましたが、社会保障、これをまたデジタルを使ってさらに新たな進化を遂げさせていきたいというふうにも思っています。私も実は国会議員になる前はデイサービスのスタッフをやっていたことがありました。そのころはやっぱり今よりももっと介護現場の人件費が安くて、なかなかいざ結婚をしたり、子供を生もうと思っていくと、もうこの職場では働けないのでほかの職場に移らなきゃいけないよね、結構そういうような状況でした。 これは徐々に変わってはきているんですが、まだまだこの低賃金の状態、他の業種に比べても低賃金だという状態が続いております。ですから、先ほどからお話がありますように、やはり処遇改善、これを行っていく、まずこれをお約束したいと思います。 そして、この処遇改善をすれば私たち立憲民主党がずっと言ってきたことが何かといいますと、地域経済の活性化なんですね。まさにその介護の現場や福祉の現場、子育ての現場で働いている方々は、別にどっかから遠くに住んでいる方がやって来るわけじゃなくて、地域地域でその雇用が生まれて、そこで生活をしている方がほとんどなわけです。やはり地域経済が回っていくということにも大きくつながるわけですね。ですからこういった方々への待遇改善、まず1つ進めていきたいと思います。 そして、先ほどお話しをしたデジタルを使ったという話でいきますと、これは先ほどお話ししたように、後藤さんと中谷さんが特に取り組んでくれたものではあるんですけれども、やはり1人1人の所得、これをある程度把握をするということによって、サービスに段差ではなくなめらかな坂をつくることができる、あるいは負担になめらかな坂をつくる、給付になめらかな坂をつくることができるということだと思います。 今では例えば年収何万円から何万円以下とか、こういう形で段差になっている。例えば高齢者の医療費窓口負担、これも1割とか2割とかになってますよね。これ、やはり境界線のところの方はどうしても不公平だと感じたり損をしていると感じてしまうことがあるわけです。こういうものもちゃんとお1人お1人の所得とマイナンバーをつなげることによって、徐々にこうした給付ですとか負担というものを設定することができるわけですよね。こうすることによってやはり公平感を高めていくということも、これからの時代十分に可能である、これもぜひ私は進めさせていただきたいというふうに思っています。 【書き起こし】立憲代表選4候補が討論会ー神奈川 全文2に続く
