志朗がKO逃すもアルゼンチンからの刺客に完勝し9月の横浜大会での田丸辰との再戦をアピール【RISE179】
RISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELL キックボクシングジム)が「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)で約4年ぶりに後楽園ホールのリングに上がり、ISKAアルゼンチンフェザー級(-57kg)王者の“The Jewel”クリスティアン・マンゾ(アルゼンチン/Demonios Team Argentina)に判定勝ちを収めた。 試合後のマイクでは9月に神奈川・横浜BUNTAIで行われる「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」で、今年3月にノーコンテストに終わった田丸辰との再戦をアピールした。 志朗が後楽園ホールで試合をするのは2020年7月19日の「RISE140」での清志戦以来。前日会見では「ラスト後楽園のつもりで試合をする。RISE王者の強さを見せつけないといけないと思っている」と語り、KO勝利を自らに義務付け、この日のリングに上がった。
1R、ともにオーソドックスの構え。志朗のローにパンチを合わせに行くマンゾ。マンゾは左ジャブ、右ロー。志朗が前に出て左フック。志朗が右ロー。マンゾが左ジャブから右ハイ。なおも左ジャブ、右ローのマンゾ。志朗はそこにパンチを合わせる。志朗は右ローを返し、右ハイ。マンゾはスイッチを繰り返し、左右のロー。マンゾのジャブに右ストレートをカウンターの志朗。下がらせ左ボディーの志朗。前蹴りでマンゾがスリップダウン。マンゾのパンチに左フックを合わせる志朗。パンチを効かされ、早くも口が開いてきたマンゾに対し、涼しい顔でコーナーに戻る志朗。 2R、マンゾの右ハイにすぐに左ローを返す志朗。圧をかけて右ボディーストレートの志朗。なおも詰めて右ストレート、前蹴り、ロー。マンゾは鼻血を流す。志朗のローが強烈。マンゾの右ハイをガードして左ボディーの志朗。マンゾの蹴りに右ストレートを合わせる志朗。鼻血がひどくなってきたマンゾ。それでも前に出るマンゾの圧をかわして前蹴り、そしてパンチの志朗。マンゾも左ボディー。マンゾはスイッチを繰り返し左ストレート。志朗はマンゾのパンチの打ち終わりにワンツー、そしてローまで。マンゾもロー、ミドルを出していくが、志朗は右ロー。最後も左ジャブから右ロー。
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