絵本の読み聞かせは生後何ヶ月からが正解? 赤ちゃんの発達に合わせた月齢別の遊び方
赤ちゃんがよく見る4つのもの
その結果、赤ちゃんが好んでよく見ようとするのは、次の4つであることがわかっています。 (1)顔(特にお母さんの顔) (2)しま模様 (3)水玉模様 (4)動きのあるもの 「顔」が好きなのは≪自分を育ててくれる大切な人≫を認識するためだといわれています。 「しま模様」や「水玉模様」は、形やコントラスト(明暗)がはっきりするので認識しやすく、「動きのあるもの(モビールなどの吊り下げるおもちゃ)は注意を引き寄せるので集中が続きます。 0歳時に大人気の絵本があります。それは「Sassyのあかちゃんえほん」という絵本です。 この本には「しま模様」や「水玉模様」がたくさん出てきます。また、赤、黄、緑といった「赤ちゃんが好む色」もたくさん使われています。 赤ちゃんは「読み聞かせ」が大好きです。生後1カ月の時点で絵本が好きになります。どうして好きになるのでしょうか? 色や模様以外にも、大切な理由があります。
大好きな人がそばに来てくれるから
それがお母さんであれば≪お母さんの声やにおい≫でわかります。《温かさ》も感じます。 絵本の中身を理解しているかどうかではなく、絵本にある色や模様や記号や言葉といった刺激、それにプラスして、大好きな人が自分のそばに来てくれるという安心感――それらが「読み聞かせ」における大切な要素です。 というわけで、答えは次の順です。 A 読み聞かせ→C ガラガラ→B たかいたかい
水野正司