大型ネコ科にハマる人続々! 辛酸なめ子が目撃した、大人気『ほぼねこ』写真家の素顔
「アイカちゃんは甘えん坊でお母さんにまとわりついている。おてんばな性格です。イオリちゃんはマイペースですね。気が強くて食いしん坊です」 RIKUさんはホワイトタイガーの子どもたちの性格を飼育員さん級に把握していました。お父さんは別の檻にいて、子育てはお母さんのワンオペだそうです。 「トラのお母さんは、子どもをよくなめてあげたり面倒見良いですよ」 シラナミは軽く吠え声を上げながら歩き回っています。子どもたちに何か説教でもしているのでしょうか。 RIKUさんは何度も宇都宮動物園に来ていて、他の動物はほとんど見ていないとか。 「ここにはホワイトタイガーが見たくて来ているので、14時30分の展示終了までずっといます」(※展示時間は宇都宮動物園のホームページで確認してください) 全国各地に推しのネコ科がいて、それぞれ年に何回も訪れて撮影しているそうです。 「どの動物園にも好きな個体がいますね。旭山動物園にはユキヒョウのユーリが、いしかわ動物園にはユキヒョウのヒメルがいます。浜松市動物園のアムールトラのきょうだいもかわいいです。上野動物園のスマトラトラのミンピが3頭の赤ちゃんを産んだので、公開されたら見に行きたいです。とべ動物園でもジャガーの赤ちゃんが生まれたので行ってみようかと......。親子でいる姿がかわいいです」
ネコ科の赤ちゃんの情報を網羅しているRIKUさん。RIKUさんのSNSをチェックすれば、どこに行けばネコ科の赤ちゃんと会えるかわかります。周りのネコ科マニアの方々も同様に全国を回って、時には海外にまで遠征し、推し動物に会いに行っているとか。動物側に認識されていると良いのですが......。 「名前を呼んだらしっぽを上げて反応してくれる場合もあるそうですよ。僕は声を出すのはちょっと......大きいカメラを持っているだけでも浮くんで、これ以上は......」 RIKUさんは目立たないように、動物たちと適度な距離感を保っています。ネコ科への畏敬の念を感じます。