ネヴィル氏、古巣マンチェスター・Uの現状を嘆く「降格圏争いに巻き込まれる」
マンチェスター・ユナイテッドOBの元イングランド代表DFガリー・ネヴィル氏が、同クラブについて「降格圏争いに巻き込まれるかもしれない」と嘆いた。イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。 【動画】デイヴィッド・ベッカム マンチェスター・ユナイテッド時代のゴール集! マンチェスター・ユナイテッドは現地時間12月30日、プレミアリーグ第19節でニューカッスルと対戦した。試合は4分、アレクサンデル・イサクのゴールでマンチェスター・ユナイテッドが先制を許すと、19分にはジョエリントンに得点を許し、最終的に0-2というスコアで敗れた。 マンチェスター・ユナイテッドは、リーグ戦前半の第19節までを戦って勝ち点22ポイントのリーグ14位で2024年を終える。データサイト『Opta』によると、同クラブが勝ち点22ポイントでシーズンを折り返すのは1989-90シーズン(同じく勝ち点22ポイント)以来のことだ。 そして、マンチェスター・ユナイテッドで400試合に出場した経験を持つネヴィル氏は、古巣の現状をこう嘆いた。 「彼(ルベン・アモリム監督)は変わらないと決意していたが、心の奥では苦しんでいるに違いない。私も心配している。本当に悲惨だった。マンチェスター・ユナイテッドのファンとして、最初の30分は本当に見ていて辛かった」 「ここ数週間、パフォーマンスと結果が間違いなく悪化している。とても苦戦している。一部の選手たちは、このシステムでプレーするなかで自信を保つことが困難になっている。降格圏争いに巻き込まれることになるかもしれない」 またネヴィル氏は、アモリム監督が元ブラジル代表MFカゼミーロとデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを中盤で起用したことに疑問を呈した。 「実際にピッチ上で起きたことの多くは、試合前からこうなるとわかっていた。先発メンバーのバランスが取れていないと感じた。メンバーを見た瞬間、苦戦するだろうと確信した。厳しい夜になってしまった」 「ケガ人が多い場合はカゼミーロとエリクセンを同時に先発させるかもしれない。選手ならだれでも、30代になれば、30代の選手の隣でプレーするのは嫌だと思うものだろう」 「エリクセンにとって、自分の隣にエネルギーが不足している選手を見るのは嫌だ。彼は自分に欠けているものを補える選手を求めている。それはカゼミーロの立場からしても同じだ」 「他のトップクラブにも体力が衰えている選手はいるが、彼らには周囲にそれをカバーしてくれる選手がいる。大きなギャップが存在している中盤で、カゼミーロとエリクセンを同時に器用することはできない」
SPOTV NEWS