「仕事が実際にはできない状況、そしてまた知事からのお言葉、さまざまな要因が重なりまして、本日の発表に至りました」と木下都議

　無免許運転を繰り返したとして在宅起訴された木下富美子東京都議は22日午後、都庁で開いた記者会見で、議員辞職すると発表した。 【動画】無免許運転で在宅起訴　木下富美子都議が会見（2021年11月22日） ※【＊＊＊＊　00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「無免許運転で在宅起訴　木下富美子都議が会見（2021年11月22日）」に対応しております。 　　　　　◇　　　　　◇

速やかに公表するべきだったのでは

フジテレビ：すいません、フジテレビの【ヤマザキ　00:45:02】と申します。よろしくお願いいたします。 木下：どうも、お世話になっております。 フジテレビ：すいません、先ほど木下さんご本人からのお言葉の中で、有権者に選んでいただいたことを大切に考えて議員を続けたいと考えていたという趣旨のお話ありましたけれども、投票の時点では、有権者の方はご自身の無免許運転ですとか人身事故のことを知らずに投票をされているわけで、刑事事件を起こした方として選挙に出てるわけではなくて、いわゆる潔白な状態で選挙を戦われてたわけですよね。であれば、選挙後に被害者の方の事故のことを知ったというのであっても、速やかに公表するべきだったと思うんですけれども、その点に関してはどのようにお考えですか。 木下：その点に関しましては、ですから、事件を知りましたのが5日の日で、もともと選挙期間が終わったところであらためて話を聞かせてもらうからと警察のほうから聴取要請を受けておりまして、伺ったときにお聞きしまして、都民ファーストの会の本部にもそのお話をしました。 フジテレビ：報告されたのは先ほど伺ったんですけれども、公表するべきだったのではないかという質問です。 木下：7月の5日ということですよね。

マスコミ報道の前に事実関係を公表するべきでは

フジテレビ：はい。そういうふうに分かった時点で、速やかにご自身のホームページなりSNSで公表するべきではなかったのかということです。 木下：そういった意味では、先ほど有権者の方が、私が潔白の期間だと思ってということで、実は選挙投票日は7月4日になります。あれ、3日か、3日だな。 桐生：4日。 木下：4日ですかね。4日になります。ですので、私が知りましたのが5日でございます。その時点で本部に報告をいたしました。ということでございます。 桐生：ちょっといいですか。今のご質問の趣旨って、2日に事故を起こしたんだから、2日に公表するべきではなかったんですかっていう意味の話ですか。 フジテレビ：けがをされてるのはあとから知ったとしても、いずれにしてもマスコミが報道するまで、ご自身で公表されてなかったわけですよね。それはマスコミが公表する前に速やかに事実関係を公表するべきではなかったんですかというご質問です。 木下：その点に関しましては、私は7月の5日は午前中より聴取に応じておりました。そして、その間に診断書を出されたお話をお聞きしました。聴取が終わりましたのがお昼を回っておりました。その時点で報道が出始めていたというタイミングでございました。 フジテレビ：じゃあ、公表する時間がなかったっていうことでしょうか。 木下：はい。ございませんでした。 フジテレビ：分かりました。もう1点。公表する時間がなかったということなんですけれども、公表というか、マスコミの報道が。 木下：報道の前にという意味です。 フジテレビ：マスコミの報道が出て事実が明らかになったわけですけれども、有権者の方にはその事故のことは分かってなかったわけですよね。 木下：7月の4日の時点。 フジテレビ：投票の時点では。 木下：投票日の時点ではそういうことになります。 フジテレビ：であれば、あらためてご自身の事件、事故について公表した上で、再度有権者の方に信を問うというのが筋なのではないかというのが一般的な考えになるかと思うんですけれども。ここまで辞職が遅くなった理由というのは、あらためてお伺いできますか。 木下：それは、まず、事故後、さまざまな、私初めての経験で、体調不良、これも精神的なことから来ましたけれども、非常に不調な状態に陥ってしまいました。そして、また、先ほど来お話ししておりますように、頑張ってほしいという強いお声がございました。