無免許運転・木下都議が辞職会見(全文3)言葉ではなく行動で、と思っていた
さまざまな要因が重なり、本日の発表に至った
先ほどこのことを決断したという旨お知らせさせていただいた方も、この会見の前に私が辞職するのではないかというニュースが流れていたようで、それを見て、本当に残念だというお言葉をあらためていただいたりもしておりました。そういった強い、続けてほしいという方々のお声、これもあったことが確かです。 そしてまた、先ほど来申し上げたように、もちろん不祥事を起こした私、そのことは確かではございますけれども、償うべき罪はしっかりと償った上で、都議としての仕事を続け、結果を出す中で、ご批判の向き、そして知っていたらというような方々に対してはご理解をいただく。言葉ではなく行動でと、そのように思ってまいりました。 そして、先ほど来申し上げてるようなさまざまな状況、仕事が実際にはできない状況、そしてまた知事からのお言葉、さまざまな要因が重なりまして、本日の発表に至りました。 フジテレビ:分かりました。ありがとうございます。 木下:女性の方、どうぞ。あ、女性の方。
小池知事との面会前に辞職を決めていたのか
読売新聞:読売新聞の【サトウ 00:51:14】と申します。 木下:どうも、お世話になります。 読売新聞:読売新聞のサトウと申します。よろしくお願いいたします。ちょっと確認なんですけれども、小池知事との面会はどういう経緯で設定されたのでしょうかということと、面会される前から辞職するということはお決めになってらっしゃったんでしょうか。 木下:10月の半ばに小池都知事からご心配のご連絡をいただきました。大丈夫? と、心配してるよということでございました。その時点では議員を続けたい気持ちであることもお伝えをしつつ、この間、進退についてはご相談を申し上げてまいりました。そして、本日小池都知事から、ずっとご静養されておりましたので、昨日より公務復帰というタイミングで知事室へ来るようにというお話もいただきまして、かねてよりご相談してきた流れの中で、本日辞職の決断をした旨、ご報告をさせていただきました。 読売新聞:ありがとうございます。あと、ごめんなさい、先ほどのお話の中で、フジテレビの方のご質問の中で、頑張ってほしいという強いお声があったっていうことをお話しされていらっしゃったかと思うんですけれども、一方で不祥事を起こした、私が償うべき罪はしっかり償った上でっていうふうにお話しをされていらっしゃったかと思うんですが、あらためての質問になってしまうんですが、一度都議をお辞めになってからあらためて信を問うっていう、そういったお考えはなかったんでしょうかね。 木下:そこにつきましては、もちろん葛藤、どうすべきかということはございました。そして、今、その決断をいたしました。 読売新聞:決断に時間が掛かった理由はどうしてだったんでしょうか。 木下:先ほどの繰り返しになります。心身の不調を来したこと、また、仕事の結果の中でご批判も踏まえて答えを理解していただける、そのように頑張らせていただきたいという思いがあったこと、そしてまた、これは議員の辞職、失職に関しては法律によって規定されてることもあります。そういったことに至らない段階で、ということもありました。いろんな要素が重なりまして、本日の決断になりました。