新競技ブレイキンAMI(25)が“金メダル”で初代女王に 現地で応援したDA PUMPの KENZO&ISSAが生解説
DA PUMP語る初代女王に輝いたAMI選手の強さ
MC谷原章介: AMIさんの金メダルおめでとうございます。 KENZO: 最高でしたね!僕も生で見てたんですけど、日本のダンスシーンというか世界のダンスシーン、夢のようなオリンピックというステージで、歴史に名を刻んでくれたなというふうに思いますね。 MC谷原章介: ISSAさんいかがですか?日本のBガールのパフォーマンスは。 ISSA: そうですね、AMIちゃんもそうですけど、AYUMIちゃんとかシゲキとかヒロトも会ったんですけど、壮行会があったので、そのときに僕一言言ったのは、「やることはやったはずだから、あとはもう楽しんできて」って言ったら、みんないい顔してたので、実際行って悔しい思いしてるかもしれないですけど、楽しくやってくれたとは思いますね。 堀池亮介アナウンサー: AMI選手が見事初代女王に輝いたブレイキンですけれども、今大会が初採用の新競技だったということで、いまひとつルールが分からなかったという方も多いと思います。 まずは、採点方法からおさらいしていきたいと思います。 <ブレイキン採点方法> ・1対1で交合に踊り合う3ラウンド制 ・評価方法は、9人のジャッジが採点しラウンドごとに多数決で評価、獲得ラウンドの多い方が勝利 評価の基準となるのが5つの項目です。 1.音楽との融合性を評価するミュージカリティー 2.スタイルの多様性を評価するボキャブラリー 3.独自性や創造性を評価するオリジナリティー 4.技の完成度や難易度、スキルの高さを評価するテクニック 5.動きの完遂度、パフォーマンスの完成度を評価するエグゼキューション MC谷原章介: 5つの評価基準の中で、KENZOさんがご覧になってAMIさんはどこが優れていたと思いますか? KENZO: AMI選手ってトータル的にも素晴らしい選手なんですよ。だからブレイキン版の大谷翔平選手と考えていただいてもいいくらいで。 特に、今回のパリではDJが即興で音楽を流すんですよ。で、その音楽が、ダンスクラシックっていうスタイルで、いわゆるブレイキンのアンセムソングが多く流れていたんで、音楽に乗って、このように多様性のある、瞬時に判断して、いろんなムーブを繰り出せる。これがもう経験値の差だったりとか、ボキャブラリーの差も生みますし、圧倒的な勝利を生んだんだと思います。 MC谷原章介: ISSAさん、AMIさんが即興で踊ってるパフォーマンスいかがですか? ISSA: やっぱりKENZOが言ってたみたいに、音楽をたくさん知らないとここまで、その場で対応というのが難しいので、相当音も聞き込んでますし、あと見てても分かるんですけど、似たブームが少ないというか、いろんなバリエーションで自分が動けるレパートリーを持ってるので、それがやっぱり決め手だったんじゃないかと思いますね。 (『めざまし8』 2024年8月12日放送より)
めざまし8