昨季から20人を入れ替えた三重ホンダヒート、栃木への移転に向け飛躍を誓うシーズン。リーグワン開幕前イベント
12月3日(火)、ディビジョン1で2シーズン目を戦う三重ホンダヒートが東京の『Hondaウエルカムプラザ青山』で、『NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25シーズン』開幕に向けた所信表明イベントを行った。
メディアだけでなく、ファンも参加したイベントには、小澤学執行役常務兼三重ホンダヒート最高顧問、前田芳人GM(ゼネラルマネージャー)、キアラン・クローリーHC(ヘッドコーチ)が参加。
また、選手はPR(プロップ)藤井拓海キャプテン、古巣に戻った元日本代表WTB(ウイング)/FB(フルバック)レメキ ロマノ ラヴァ、新人のSH(スクラムハーフ)北條拓郎(天理大学)、FL(フランカー)ワイマナ・カパ、アルゼンチン代表のパブロ・マテーラの5人が登壇した。
冒頭で小澤執行役常務が、「(栃木に移転する予定の)2026-27シーズンに日本一というのは、無謀なチャレンジに思えるかもしれないが、Hondaは高い目標を掲げて努力する、どんな逆境にあっても諦めない、そしてその努力は必ず勝利という形で報われるということを信じる強さといったDNAを有する」。
「今シーズンは『"BIND" All Dreams』という行動指針を設定した。昨シーズンの悔しさを糧に、果敢にチャレンジを続けていく。ホンダヒートの意志と、応援してくださる皆さんの心を結束することで、夢を信じる力を証明してまいります」と挨拶した。
続いて、チームを率いて2シーズン目となるニュージーランド人のクローリーHCが登壇し、「昨シーズンはチャレンジングな1年だった。大敗が続いたが、それでもシーズンが進むにつれて、パフォーマンスは上がってきた」。
「そして、プレシーズンを通して、上位と戦うためのフィジカルを鍛えてきた。今シーズンは新しい選手も増え、チーム内の競争力も上がった。課題だったディフェンスも、今シーズンはリーグ屈指のディフェンス力のあるチームになるために、規律や一貫性も出していきたい」。