【カジノだけじゃなくて婚活まで⁉】今のマカオを訪れるべき7つの理由
ゴージャスな「ラッフルズ」と「Wynn Palace」
そして、同じ「ギャラクシー・マカオ」の中にあります「ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオ」とWynn Resort内の「Wynn Palace」。テイストは異なれど、どちらも細部までキラキラでゴージャスです。とくに「ラッフルズ」はシンガポールのコロニアルなイメージを持って訪問すると、180度と言っても過言ではない方向性の違いにびっくりするはず。
新中央ホテル
今回訪れたなかで一番気に入ったのはこちら「新中央ホテル」です。今から約1世紀前の1928年にオープンし、当時マカオで最高層、また初めてエレベーターが設置されたビルとしても知られているホテル。マカオ随一の社交場として賑わっていたものの、近年は老朽化が進んでいたところを2016年、地元ディベロッパーが約20億香港ドル(約400億円)で買収。抜本的な再生プロジェクトの末に生まれ変わりました。
フルリノベーションされた新中央ホテルは、香港の有名なホテルインテリアデザイナーにより全館、往時の栄華を今に伝えるクラシカルな雰囲気で統一。時代と舞台はちょっと違うけど、映画『花様年華』のようなレトロでグラマラスな世界がめちゃ好みでした。コタイあたりのキラキラホテルより価格が控えめなのも、円安の国から訪れる私たちにはうれしいポイントです。
【02】中国料理かフュージョン料理か……悩ましい美食事情
続きまして、旅の満足度を大きく左右する食がテーマ。まず、マカオは中国の一部でもあるので、本場の中国料理を楽しめるのはもちろんなんですが、今回いただいたなかで「おおっ」と驚いたのは「W MACAU」、つまりマカオの「Wホテル」内レストラン「DIVA」でのランチです。マカオは香港からフェリーで1時間と大変近いので、やはり広東料理の影響が強く、なかでもdim sum(点心)のおいしさと言ったら、もう! ちなみに「W MACAU」は2023年開業ですが、かの故ザハ・ハディドが率いたチームが手がけた建築物でもあります。そのすばらしいデザインもお楽しみいただければ。