【MLB】ダイヤモンドバックスが3カード連続の勝ち越しで5割復帰に王手 好投のネルソンは5勝目をマーク
【ダイヤモンドバックス5-2ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間6月21日、昨季のナ・リーグ王者であるダイヤモンドバックスは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ3連戦の最終戦を迎え、5対2で逆転勝利。これで3カード連続の勝ち越しとなり、最大7あった借金を1まで減らした。ダイヤモンドバックス先発のライン・ネルソンは7回3安打2失点の好投で5勝目(5敗)をマーク。3番手のポール・シーウォルドが8セーブ目を挙げ、ナショナルズ先発のマッケンジー・ゴアは5回10安打4失点で6敗目(6勝)を喫した。 【動画】ダイヤモンドバックスのクリスチャン・ウォーカーが17号ソロを放つ(MLB.comより) 3回裏にレーン・トーマスの8号ソロで先制されたダイヤモンドバックスは、4回表に送りバントを絡めて一死1・2塁のチャンスを作り、タッカー・バーンハートのタイムリーで同点。二死後、ランドール・グリチックが2点タイムリー二塁打を放ち、3対1と逆転に成功した。5回表にケビン・ニューマンのタイムリーで追加点を奪ったあと、6回裏にジェシー・ウィンカーの8号ソロで1点を返されたが、先発のネルソンは7回3安打2失点の好投。9回表にクリスチャン・ウォーカーの17号ソロでリードを広げ、最後はクローザーのシーウォルドが締めくくった。 5月末に5連敗を喫し、今季最多の借金7を抱えたダイヤモンドバックスだが、6月最初の2試合に連勝してメッツ4連戦を2勝2敗で終えると、ジャイアンツ3連戦に勝ち越し。パドレス4連戦は2勝2敗だったが、エンゼルス3連戦、ホワイトソックス3連戦、そして今回のナショナルズ3連戦と3カード連続で勝ち越した。対戦相手に恵まれている感はあるものの、6月はカード負け越しが1度もなく、12勝6敗と好調をキープ。あす日本時間6月22日から始まるフィリーズ3連戦で真価を問われることになりそうだ。