【オリオールズ17－5ヤンキース】＠ヤンキー・スタジアム

オリオールズは打線爆発でヤンキースに大勝した（MLB Advanced Media）

　日本時間6月21日、オリオールズは敵地ヤンキー・スタジアムでのヤンキース3連戦の最終戦を迎え、打線が3本塁打を含む19安打17得点と爆発。17対5で大勝を収め、首位攻防3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。オリオールズ2番手のブライアン・ベイカーが1回1/3を1安打無失点に抑えて今季初勝利（0敗）をマーク。ヤンキース先発のルイス・ヒルはオリオールズ打線の猛攻に遭い、2回表に一挙6点を失うなど、2回途中8安打7失点で2敗目（9勝）を喫した。 【動画】ヤンキースのアーロン・ジャッジが27号2ランを放つ（MLB.comより） 　初回にライアン・オハーンのタイムリーで先制したオリオールズは、2回表に打線が爆発。セドリック・マリンズの7号2ランでリードを広げると、一死満塁からライアン・マウントキャッスルの走者一掃のタイムリー二塁打、再び一死満塁としてジョーダン・ウエストバーグの押し出し死球で追加点を奪い、ヤンキース先発のヒルをノックアウトした。2回裏にグレイバー・トーレスの7号ソロで1点を返されたが、3回表にオハーンの犠飛で1点を追加。3回裏に前日の試合を欠場したアーロン・ジャッジに27号2ランを浴びたものの、5回表にはアンソニー・サンタンデールに19号3ランが飛び出した。 　5回裏にジャッジのタイムリーなどで2点を返され、11対5となったが、6回表に1点、7回表にオースティン・ヘイズの3号2ランで2点、8回表にもオハーンのタイムリーで2点を追加。16対5と一方的な展開になり、ヤンキースは試合を諦めて9回表のマウンドに捕手のホセ・トレビーノを送った。そのトレビーノから二死満塁のチャンスを作ると、マウントキャッスルがタイムリーを放ち、17対5で試合終了。オリオールズは首位攻防3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、首位ヤンキースとのゲーム差を0.5とした。