【200万円以下】コスパ最強"コンパクトカー"3選!! 割安で運転しやすく「ストロングハイブリッド」でなくても「好燃費」は大きな魅力
■スズキソリオハイブリッドMX(192万1700円/2WD)
全高を1700mm以上に高めたミニバンのようなボディスタイルのコンパクトカーもある。立体駐車場の利用性は下がるが、室内空間は大幅に広がり、後席側のドアはスライド式だから乗り降りもしやすい。 そこでスズキソリオを取り上げる。トヨタルーミーもあるが、発売から約8年を経て設計が古い。その点でソリオなら2020年の登場だから比較的新しい。高重心のボディながら、走行安定性も優れている。 ソリオに身長170cmの大人4名が乗車した時、後席に座る乗員の膝先空間は握りコブシ3つ半に達する。後席を格納すると、自転車も積めるために実用性も高い。 エンジンは直列4気筒1.2Lマイルドハイブリッドを中心に搭載してパワー不足を感じにくく、WLTCモード燃費は19.6km/Lと優れている。ミニバンのように使える居住性や積載性の優れたコンパクトカーが欲しいユーザーにピッタリだ。 文/渡辺陽一郎(わたなべ よういちろう):自動車月刊誌の編集長を約10年間務めた後、フリーランスに転向した。「読者の皆様にケガをさせない、損をさせないこと」を重視して、ユーザーの立場から、問題提起のある執筆を心掛けている。執筆対象は自動車関連の多岐に渡る。 写真/日産、ホンダ、マツダ、スズキ