日本初Vを挙げたマクグリービー 得意のウェッジはクリブの未発表作4本!【勝者のギア】
<ダンロップフェニックス 最終日◇17日◇フェニックスカントリークラブ (宮崎県)◇7042ヤード・パー71> ドライバーはスリクソンのZX5 Mk II【写真】 単独トップで出た招待選手のマックス・マクグリービー(米国)が、2バーディ・ボギーなしの「69」をマーク。トーナメントレコードとなるトータル22アンダーまで伸ばし、契約する住友ゴム工業(ダンロップ)が主催する大会でうれしい日本ツアー初Vを挙げた。 今季は米国下部コーン・フェリーツアーで2勝を挙げて、PGAツアー昇格を決めたマクグリービー。下部ツアーで今季サンドセーブ率1位になるなどショートゲームに長けており、今大会のボギーもわずか1つ。今回の松山英樹とのアウェイゲームを制した経験が何よりの「財産になった」と喜ぶ。 「(昇格したPGAツアーでは)安定したプレーがしたい。今週は松山英樹選手と回ることができたので、ある意味では直接対決ができた。トッププレーヤーとこのような状況でプレーできたのは、いい財産になったよ。今後は怖い気持ちよりも、ワクワクした気持ちで来年に臨めると思う」(マクグリービー) クラブはスリクソン&クリーブランド製が11本を占め、得意のウェッジには未発表モデルのノーメッキ仕上げを4本採用。「3Iが得意ではないから、1年前から7Wを入れた」と明かす。また、ボールはスリクソン勢24人中8人(平田憲聖、岡田晃平、蝉川泰果、テイラー・ペンドリス、吉本翔雄、吉田泰基、ヤン・ジホ)が選んだ現行モデル『Z-STAR◆』を使用している。 【マックス・マクグリービーの優勝クラブセッティング】 1W:スリクソンZX5 Mk II(10.5°Tour AD VF-6X) 3W:ピンG430MAX(15°ベンタスブルー7X) 7W:ピンG425MAX(20.5°ベンタスブラック9X) 4I:スリクソンZフォージド(23°三菱製UT105TX) 5I~PW:スリクソンZX5 Mk II(N.S.PRO MODUS³プロトタイプS) 46,50,54,60°:クリーブランドRTZ(DG TOUR ISSUE S400) PT:オデッセイAi-ONE JAILBIRD MINI DB BALL:スリクソンZ-STAR◆ 2023