大阪府・吉村知事が定例会見10月14日(全文1)可決なら大阪都に名称変更すべき
申請のためのサポーターを商店街に派遣
じゃあどういうふうにサポートしていくのかということですけども、このブルーにあるところが国のGo To 商店街事業です。このオレンジのところが府が独自にやる事業です。何をするかということですが、まずこの府の、それぞれ107商店街ありますが、どうしても高齢化も進んでいる商店街も多いというようなところもあります。そういった中で、国へ申請するに当たり、その商店街のサポーターを派遣をします。商店街、専門家を派遣することによっていろんな企画であったり準備であったり、商店街として取り組むことをバックアップする人材を派遣します。そして国の採択をできるだけ受けれるようにすると。 国の採択を受けた商店街につきましては、国の事業の上乗せ支援をする場合と、国の支援が始まる前にプレ事業として支援をする場合、この2つの具体的な事業支援、需要喚起の支援をやっていきたいと思います。これについては委託金額の上限、府としての予算としては上限50万円、1商店街上限50万円ということであります。ですので国が300万円に対して、350万円の上限で事業ができるようにしていきたいと思います。 具体的な中身で、取り組みのイメージですが、それぞれの商店街において、例えば大学なんかとコラボして商店街のブランドを確立していったり、PRをしていったり。あるいは人の流れとまちのにぎわいを創出するということで、ワークショップであったり縁日であったり、いろんなイベント。そして観光客の呼び込みの商品開発。これは今、海外のお客さんは見込めませんが、国内のお客さんがこの大阪の商店街で伝統品のマルシェであったり、まち歩きだったり、地元の産品を使った商品の開発とか、そういった大阪に遊びに来られた方を、商店街へ来ていただけるというような取り組み。
大阪の落語家約250名が落語を披露
それからプロモーションです。バーチャルリアリティーの映像を使って、商店街のバーチャル体験等々、さまざまやり方はあると思いますが、商店街の個性に応じた取り組み、これを支援する専門家を派遣しながら、国のGo To 商店街の採択をある意味勝ち取り、そして府でも上乗せ事業、プレ事業をして支えて、そして商店街での需要喚起を増やしていきたいというふうに思います。 次、3つ目です。文化芸術活動についてです。このコロナの状況で文化芸術活動というのはかなり制限をされているという状況です。この間、そういった活躍の場ができるようにということで取り組んできましたが、今回さらにこの文化芸術創出事業、もうこれはすでに予算化していますが、その一環として新たなプログラムを実施していこうと思います。大阪落語祭ということで、これを開催します。総勢約250名の大阪の落語家の皆さんが、それぞれ一門があるんですけど、その一門の垣根を越えて、12月1日から1カ月間、12月1日から12月31日まで府内の各所の寄席小屋であったり、ホールで上方落語を披露していただこうというふうに思います。 文化芸術、伝統芸能、音楽、さまざまなプログラムを今、文化芸術フェスでも実施していますが、主催としては文化芸術フェスが実行委員会となりながら、それぞれの上方芸能、上方落語を披露してもらうと。これは大阪にしかないものだと思っていますので、多くの人に楽しんでいただきたいと思います。12月1日の初日の公演については、大阪の松竹座で開催をします。金看板の落語家が並びまして、口上を述べるといった華やかな演出でスタートをしたいと思います。この機会にぜひ落語、上方落語を楽しんでいただけたらなと思います。そして料金については今、調整中でありますが、公演によって当然異なりますが、お得な価格で実施できるように今、調整しているところです。 開催期間は12月1日から12月31日まで。会場ですが、大阪の松竹座、COOL JAPAN PARK OSAKA、そして天満天神繁昌亭、動楽亭、SAYAKAホール等々、大阪府内の各所で全90公演以上を計画しています。10月14日から順次チケット発売予定ですので、詳細は大阪落語祭ホームページまで来ていただけたらと思います。僕からは以上です。 司会:それではご質問をお受けいたします。ご質問のある方は挙手をお願いいたします。