大阪府・吉村知事が定例会見10月14日(全文4完)確実に大阪は良くなっている
大阪府の吉村洋文知事は14日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「吉村知事「商店街の需要喚起策を行っていく」(2020年10月14日)」に対応しております。 【動画】吉村知事「商店街の需要喚起策を行っていく」(2020年10月14日) ◇ ◇
津波が水門を乗り越えるリスクへの対策は
横田:すいません、河田教授は、水門を乗り越えて、川を津波がさかのぼって被害が出るというリスクを指摘なさっているんですが、この対策はもう十分だというふうにお考えなんでしょうか。 吉村:これは将来、大きな津波が来たときへの対策というのは、さまざま想定して、水門であったり、防潮堤というのを今、実施をしているところです。ですので、災害のリスクを考えながら、今、着実に進めている。災害対策というのは、これは想定外の津波であったり、何が起きるか、これはもう分かりません。分からないんだけれども、その中で想定外を想定しながら、今、災害対策を強化しているということです。 なので、これはある意味むちゃくちゃな、たらればを言いだしたら、もうぐちゃぐちゃになりますから、自然災害として考えられる対策を、きちんと大阪府の土木や、そういった技術職を含めて今、確実に進めているというところです。
MGMが投資額を抑える可能性もあるが
横田:すいません、最後に1点。カジノについてMGMがリストラを1万8000人するなど、経営状態が赤字に転落するなど非常に厳しい状態になると。一応対日投資、大阪への進出は否定はしてないんですが、ハードルを上げて適切な投資リターンが条件というふうに言いだしたと。これは経営状態が厳しいんで当然、投資額を抑えてくる恐れがあると。交通インフラはもうカジノ業者が出さない場合も十分考えられると思うんですが、これについてどうお考えになっているでしょうか。 吉村:これはMGMも現在、このコロナ禍にあって、これは非常に厳しい状況にある。これはMGMに限らず、世界のどの事業もそういう状況になっていますが、この状況下においてもMGMは大阪をパートナーとして最高水準のIRを誘致したいというふうに言っています。大阪としても、その最高水準のIRを誘致していこうと。このコロナ禍を乗り越えてそれをやっていこうということを、今、両者確認をして進めているところです。 コロナの状況ですから、なかなかうまく進んでいないところは当然ありますけども、国もいよいよこの基本方針というのを確定させるべく動き始め、そして認定の期間というのも、来年の10月から半年ずらして、約9カ月ずらして実施するということを決めましたから、その手続きにのっとって、大阪の負の遺産といわれているベイエリアを光り輝くベイエリアにしていきたい。これは民の力でぜひやっていきたいと思います。 横田:投資額を下げて交通インフラを負担しない可能性はまったく考えないんでしょうか。 吉村:ええ、それはこのままです。今のままです。 司会:ほかにご質問よろしいでしょうか。