LINE・出澤社長が会見(全文6完)まずは信頼回復に努める
国内移行でサービス劣化しないのか
記者3:国内に移すことによって、サービスの劣化とかは起きたりしないんですかね。 舛田:そこについてはすでに、まさにレイテンシの話で、どんどん大きくなってくると、今度は日本のマーケットに対して、どうやってレイテンシを上げていくのかという話になってきますと。そうなったときに、実はオープンチャットみたいなものっていうのは2019年から順次、動画・画像・ファイルというのは日本サーバーに移し始めていましたので、そのレイテンシというのを上げていくためには、実は日本に置くというのは、選択肢としてすでに持ってございました。今回はある種、ユーザーのデータ、日本のユーザーのデータをより安心に使っていただくという要素がさらに加わって、われわれとしてはそのスピードを上げていこうという意思決定をしたとお考えください。 記者3:分かりました。ありがとうございました。 司会:ありがとうございます。そうしましたらオンラインのほうのご質問のほうに移らさせていただきます。オンラインでご質問、挙手いただいております【ハタノトオル 01:39:06】さま、つながっておりますでしょうか。
今回の件が業績に与える影響は
日本経済新聞:日本経済新聞のハタノと申します。1点お願いいたします。ただ今、データの移転に伴うコストアップのお話ございましたけれども、一方でユーザーの動向に大きな変化はないということでした。今回の件が業績に与える影響として、現時点でどのようなものが想定されているのか、具体的に教えてください。 出澤:現時点でいうと、まずは信頼回復に努めるというところかなと思っておりまして、そういった影響がどうというところよりも、まずは足元、しっかり対応していくということだというふうに思っております。 司会:よろしいでしょうか。 日本経済新聞:ありがとうございます。 司会:ありがとうございました。すみません、皆さま、たくさんのご質問をいただきありがとうございました。お時間の関係上、こちらで締めさせていただきますが、引き続き会場内にはLINE広報のスタッフがおりますので、ご不明点等ございましたらお声掛けいただきますようお願いいたします。 以上をもちましてLINE株式会社報道関係者向け説明会を終了とさせていただきます。皆さま、本日はお忙しい中、遅い時間にもかかわらずご来場、また、ご視聴いただきまして申し訳ございませんでした。 (完)【書き起こし】LINE・出澤社長が会見