小池都知事が記者会見10月16日(全文2完)各機関が適切に対応すべき
ハロウィーン対策は何か考えているのか
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。今月末のハロウィーンについて伺いたいんですけれども、ハロウィーンの繁華街の人出について、渋谷区のほうではオンラインイベントへの参加なども呼び掛けているんですけれども、コロナで3密を避けるという意味合いもありますので、都としても何か対策ですとか、呼び掛けを考えていらっしゃるんでしょうか。 小池:ハロウィーンというとそれぞれの区や商店街などでいろんな工夫もされておられるかと思います。都としてというよりはもうコロナ対策は常日頃、先ほどから申し上げているマスクの着用や消毒、換気をよくする、マスクをするといったようなことがまず基本になりますので、そこはそれぞれのイベントでの主催者が工夫されることではないか。ただ、コロナ対策っていうことは常に同じ、皆さんの協力をいただくそれらの対策を講じていただく、それに尽きるというふうに考えております。 あとイベントっていうか、それはもう月ごとにいろんなのを、じゃあクリスマスどうするんですかとか、それも分科会のほうでいろいろ新年の参拝というか、どうするのかとか、いろいろなことを考えつつ、この感染防止を呼び掛けていくということには変わりないというふうに思います。じゃあテレ東さん。
菅総理就任1か月の評価は
テレビ東京:すいません、テレビ東京の吉田です。菅総理が就任して今日で1カ月たちます。この間、不妊治療支援や行政のデジタル化など看板政策を打ち出す一方、学術会議問題では波紋もさまざま引き起こしました。この間の1カ月を知事としてどう評価されるかと、今後はこうしてほしいなどの注文もありましたら併せて教えてください。 小池:あっという間の1カ月かとは思いますけれども、スピード感を持って当たっておられると思います。そしてまたコロナ対策など、これまでの積み重ねの部分をさらに前倒しする形で進めておられると思います。また、やはり国と自治体と連携していくことも、これからも必要になってくるかと思います。それらのことを、これからも国との連携ということでお伝えもし、また、お互いに協力できるところがあればというふうに考えております。 で、今、私は次、アメリカ大統領選があったり、いろんなイベントというか、今、世界が激動する中において、やはり国内の政治はイコール海外との政策も当然関係してくるわけです。そういう中でやはりいろんな情勢を見てみますとアジアでも香港もあり、今後タイの情勢なども気になるところでありますし、いろんな動きがある中でやはり日本は安定しつつ前に動いているということを打ち出すというのは、世界の中を考えると必要なことだし、そんなこともにらみながらやっておられる。首都東京としてその役割をしっかりと果たしていくということに尽きるのではないかと思っています。声がかれてきちゃいました。ではじゃあ最後、どうぞ。
中曽根元首相合同葬で、国立大や教委への通知は問題ないか
東京新聞:東京新聞の岡本です。先ほど幹事社質問でもあった中曽根元首相の合同葬に合わせた弔意の表明について確認させてください。知事は先ほど個々に判断するものというふうにおっしゃいましたけれども、その判断とは別に今回、文科省が国立大学や都道府県教委に通知を出したこと自体を問題視する声もあります。知事はこの通知を出したことそのものについては問題ないというふうにお考えでしょうか。 小池:閣議で決定されたということですから、それぞれの省庁が動かれたということではないでしょうか。以上です。 (完)【書き起こし】小池都知事が記者会見10月16日