一流アスリートはこう食べる!勝つための食事の流儀|【1】ボートレース界のレジェンド・瓜生正義
――好きな食べ物は? 特にこれというものはないのですが、パスタは無性に食べたくなることがあります。お気に入りの店でテイクアウトしたり、出社すれば職員と一緒にイタリアンの店に行って、アラビアータやトリュフのパスタをよく食べています。 ――パスタをよく食べることが意外! そうですか?(笑) 中華もよく行きますよ。麻布十番の『登龍』がお気に入りで、坦々麺がとても美味しいんです。僕の中の坦々麺ランキングでは1位! 辛いだけじゃなくて旨味があります。 ――大切な試合の前の勝負飯は? とんかつですね。レースの前日は大体、食べています。昔から親もレースの前日などにとんかつを揚げてくれました。今は下の子2人が小さくまだ外食できないので、『とんかつ 銀座梅林』まで買いに行くことが多いです。
――試合後に食べるものは? チートデイなどはありますか? 減量をしないから、チートデイもないんですよ。なんでも食べて、お風呂で汗を流し調整します。食べ物を我慢することがあまりないんです。 ――それは他のボートレーサーからみても普通? 人によると思います。でもレースの最終日に「なんでも食べたい!」という思いはみんな同じ。レース場にいると様々なストレスがかかるので、終わった後はみんな我慢しないと思う。僕も最終日が終わったら、美味しいものをお腹いっぱい食べます。
外出禁止のレース期間中の食生活と、宿舎で必ず食べるものとは?
ここまでの瓜生さんのお話では、減量と格闘するという姿は全く見受けられませんでした。よく食べて、体重を調整するのは長風呂で汗を流すだけ、という意外な事実……。そこで、レース期間中はどのような食事をしているのか、外出できない宿舎での食事はどんなものなのか、伺っていきましょう。
――レース期間中の宿舎ではどのような料理が出ますか? 僕がデビューしたころからは随分、変わりましたね。以前は定食みたいなものが多かったけれど、今はバイキングが主流。種類豊富な料理の中から好きなものを取れます。もちろん、体重のことも多少気にしながら選んでいます。 ――どこのレース場が美味しいなど、お気に入りはありますか? どこのレース場も基本的に美味しいですね。戸田、唐津が美味しかったような記憶があります。品数も多く、種類が豊富。あと、芦屋も品数が多くて美味しいです。