市長宛てに脅迫メール「はよ検挙してほしい」名古屋・河村市長会見8月8日(全文2)
「表現の不自由展・その後」開催発表への受け止めを
河村:ありがとうございます。そういうことで、失礼しましたというか、ちゃんと条件付きで言っておりますけど、オミクロンの前の段階では日本一少なかったということですが、オミクロン以降については札幌に次いで人口10万人当たりの感染者数は2番目に低いということでございます。 時事通信:幹事社の時事通信から質問させていただきます。先日、「表現の不自由展・その後」の開催が発表されましたが、あらためて市長の受け止めをお願いいたします。また、昨年の開催時には会場に届いた郵便物から破裂音がするなどの騒ぎがありましたが、今回の開催に当たっては市として、安全面の確保など含め、どのような対応をされる予定かお聞かせください。 河村:「表現の不自由展」が、それがそのままやられるかどうかはまだ私知りませんけど、問題となるところでは昭和天皇の写真を、バーナーというのも大きいんです、あれ、暴力的に焼くということですけど。バーナーで焼いて、あと灰を足で踏んづけるということを、何遍も言っておりますけど、「あいちトリエンナーレ」ではそういうものは出さないと、出すものは違うものをちゃんと登録しておいて、当日そういうものを出したと。これは知事も知らなかったと。契約違反だってはっきり明言しております、テレビで。フジテレビで。で、証拠品も出しましたけど無視、裁判所は。ひどい話ですけど。
税金使って、かつ名古屋市・愛知県主催で行われたのが問題
それと、それから慰安婦像ですね。慰安婦像。あれも、日本政府も抗議しております。これは、繰り返しますが、初めての方もおみえになるか分からんで、いわゆる慰安婦、英語で言うとcomfort womenというのは、あったことは、決してええことじゃないけど、悲しい人類のたどってきた道だということは、これは認めとるんです、日本も。ただ、いわゆる強制連行があったかどうかと。泣く子供を振り切って強制的に連行していったと。それについては、朝日新聞におきまして、そういうことがあったということで、吉田さんという方が証言されておりますけど。彼は自ら、金がなかったもんでうそを言いましたと言って、証言して、朝日新聞は取り消してます、その記事を。いうことですので、そういうような真実じゃないようなことをやってまってはいかんということを強く申し上げとるところです。 それから、もう1つは「idiot JAPONICA」と。丸いお墓がありまして、その上に寄せ書きの、日の丸の寄せ書きがあります。これは特攻隊だという人もいますけど、これは特攻隊だとは別に書いてあるわけじゃありませんけども、しかし日本の戦争に行った軍人たちは「idiot JAPONICA」と、間抜けな日本人というか、ばかな日本人だという表示がありました。 こういうことを、ここからがあれなんだけど、もうこれ、前提条件はあんまり言わんでもいいんだけど、初めての方も、こうやって顔見ても、ようけおみえになるで言っておかんといかんわね。が、「トリエンナーレ」においては税金で、税金を使って、なおかつ名古屋市・愛知県主催で行われたというところが問題なんです、これは。 私、これ、800万の給料で、庶民からすると多いですけど、こんなことを言わな、退職金も廃止しておりますけど、この12年間で4億円も市民に返したんですけど、私、受け取らずに。泣けてきますけど。しかしそんだけ、この800万でもいただいとる以上は税金の使い道のフェアさというか、いうものはやっぱり心を配るのが仕事でしょう。じゃないの? 思いますけど、私。なんと裁判所は、芸術であって、そんなことを軽々しく言うのは市長がおかしいって書きましたけどね、判決で。軽々しいんですかね。ほいじゃ、なんですか。そのままどうぞと言や良かったんですか。