小池都知事が定例会見12月22日(全文1)公共施設等ライトアップ基本方針作成
小池百合子東京都知事が、22日午後2時から都庁で定例会見を行った
ダイバーシティの実現に向けて、民間の優れた取り組みを表彰する2つの賞の受賞者が決定
時事通信:それでは会見を始めます。知事、よろしくお願いします。 小池:皆さんこんにちは。もう今日、今年の最後の定例記者会見となりました。私のほうから今日は4本、まとめてご報告がございます。そこから始めさせていただきます。まず、ダイバーシティというのは、私の3つのシティの1つの項目になるわけですが、東京におけますダイバーシティの実現に向けて、民間の優れた取り組みを表彰する2つの賞について、今年度分の受賞者を決定いたしました。お知らせをさせていただきます。 まず1つ目でありますけれども、東京都女性活躍推進大賞というものでございまして、この賞は女性の活躍推進に向けて先進的な取り組みを進めている企業であるとか団体、それから個人を表彰するものであります。そしてその取り組みを広く発信することによって、モデルケースとして社会全体の機運の醸成を図るということを狙いとしているものでございます。 今年度の大賞受賞団体でありますけれども、ここにありますように女性リーダーの育成に取り組んだり、ワーキングママの支援など総合的に取り組んでおられます、三井住友火災保険株式会社。そのほか社会福祉法人の竹清会さん、それから東京女子医科大学、女子医ですね。さらにプラチナ美容塾。この4分野、4団体の皆さま方とさせていただきます。加えまして個人部門では多摩地域で地元のネットワークづくりに活躍されておられる市川順子さんっていう方がいらっしゃいます。この方が受賞されることとなりました。それからご覧のとおり、優秀賞を5つの団体、1名の方、それから女性があまりおられない業界として建設業界の中で、その中でも意欲的に取り組んでおられる1団体ですね、最後のところにありますけれども、こちらに対しまして特別賞を贈呈させていただきます。これが1点目。 それから2点目でありますけれども、これはタイトルが東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞というネーミングになっておりますけれども、この賞はボランティア活動に継続的に、また先進的に取り組んでいる企業であるとか、団体などを表彰するものでございまして、こちらのほうもモデルケースとして機運の盛り上げの一助になっていただければと、このように期待をするところであります。 そして今年度の大賞を受賞する団体でございますけど、ご覧のように幅広いボランティア活動に多くの社員の皆さんが参加しておられます、住友生命保険相互会社、そして日本アイ・ビー・エム株式会社、それから東京都立六本木高等学校、八王子市立の愛宕小学校学校運営協議会、それから傾聴ボランティアグループでダンボの会というのがあります。そしてさらにはスープの会、リバーサイド舟渡といったような3分野7団体に賞を差し上げることといたしました。それから今回、地域に根差した活動を継続的に行っておられる、こちら、ご覧の5団体には特別賞を贈呈することといたしております。 ともに来年の1月18日に都庁にて贈呈式を行うことといたしておりまして、私のほうから表彰をさせていただきます。その際は東京動画というポータルサイトが東京都にございますが、そちらからライブ配信を行うということでございます。これからも受賞者の取り組みを広く紹介することで、モデルケースで、あ、なるほど、こういうふうにやれば女性が輝く、活躍するんだという実際の例をご覧いただくことによって、いろんな企業でそれが広がっていくと。いろんな組織でそれが根付いていくということを期待するところでございます。以上、女性活躍推進大賞などについてのお知らせでございました。