ついに誕生した「長崎スタジアムシティ」にいま注目が集まるワケ。サッカー、バスケ、ホテル…3つのポイントから解説
●長崎県長崎市に、サッカースタジアムを中心に、アリーナ・ホテル・商業施設・オフィスからなる大型複合施設「長崎スタジアムシティ」がついにオープン。その魅力をお伝えします。
2024年10月14日、長崎市にオープンした「長崎スタジアムシティ」に、いま全国から大きな注目が集まっています。オープン前日の10月13日には地元出身の福山雅治さんがこけら落としのフリーライブを行ったことも全国ニュースで報じられました。なんとこのライブ、全国から53万人を超える応募があったそうで、まさに盛大な幕開けを迎えたと言えるでしょう。 ピーススタジアムの全景画像を見る この長崎スタジアムシティを手掛けたのは、テレビ通販でおなじみジャパネットグループで地域創生事業を担うリージョナルクリエーション長崎。場所はJR長崎駅のほど近く。総事業費は約1000億円にも上ります。 「九州の一都市である長崎市に新スタジアムができた」。簡潔にまとめるとそれだけの話なのですが、この長崎スタジアムシティになぜここまで全国規模の耳目が集まっているのでしょうか。その理由となるポイントが、次の3つです。 1)サッカースタジアム「ピーススタジアム」 2)バスケットボールや音楽ライブができる「ハピネスアリーナ」 3)スタジアムに隣接するホテル「スタジアムシティホテル長崎」 中央のサッカースタジアムを中心に、多目的アリーナ、ホテル、オフィスビル、ショッピングモールなどが、約7.5ha(東京ドーム1.5個分)の敷地に林立する、その名の通り“シティ=街”のような構成。 スポーツを中心に、買い物から宿泊まですべてが叶う場所であり、日本各地の地方創生にヒントに満ちた複合施設であること。これこそが長崎スタジアムシティ最大の魅力と言えるでしょう。上の3つのポイントを、一つずつ掘り下げて解説していきます。
【魅力1】日本一客席とピッチが近い「ピーススタジアム」
「長崎スタジアムシティ」の心臓部であり、最大の注目ポイントとも言えるのが、地元・長崎のプロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」の新スタジアム「ピーススタジアム」です。 収容人数は約2万人。客席とピッチの最短距離は約5mと日本一の近さ。選手や監督の息遣いも感じられそうな超至近距離からのサッカー観戦が叶います。なお、試合がない日はチケットゲートがなくなって誰もが自由に観客席に入場でき、まるで公園のように利用できる点も注目ポイントの一つです。