【彷徨うイケオジの愛車探し】ハンドル握れば若返る金狼たちへ。最新スーパーカーからEVまで2024年を総決算!
独断と偏見で選ぶ『妄想ドライブ大賞2024-2025』発表!
半導体不足からの脱却。内部告発者からのリークを皮切りに揺れに揺れた2024年の自動車業界。いうてやりますけど、認証問題は所轄官庁のグータラが原因。しかし、お大臣は責任取らず継続(腹を切れ!)。お役人トップの事務次官様はどうでした? マスコミは大本営のポチと化し世論を誘導。ザケンナヨといいたくなります。 この記事の他の画像を見る 問題のない完成車すら出荷ならず置場待機。ディスクローターは錆び、メーカーは部品交換や再点検に人手を割かなければなりませんでした(コレだけで膨大な出費)。このほかにホンダ&ニッサン(ミツビシ)のニュースにも触れたいところですが、このお題は新年号に先送り(もう少し調べます)。 取り急ぎ2024年を総括する意味で、ライフスタイルにこだわるイケオジに相応しい愛車候補を選んでみました。なるべく新しいモデルをと思うものの、新車で買えれば継続生産車もOK。ただし、グランプリに輝く1台だけはすべての制約を解き放ちます。時代感を共有しつつお付き合いいただければ幸いです。
【ラグジュアリーカー部門】メルセデス・ベンツG580withEQテクノロジー 自動車業界を見渡せば猫も杓子も自称ラグジュアリー。そもそもラグジュアリーって定義が曖昧。コレが科学なら1kgは1kgなので論争になることはありません。 ファッション業界におけるラグジュアリーは意外と簡単です。ひとつはデザイナーの圧倒的世界観で展開するブランド。もうひとつは歴史と伝統に裏打ちされたブランドの2タイプ。前者はクリエイティブの範囲は個人の裁量であり独創的。後者はある程度クリエイティブに制限があり、ブランドらしさというかある種の枠が存在します。 G580はBEVでしか成しえない走りの世界観を表現しました。1輪に対しひとつのモーターが駆動力を伝達。エンジン搭載車のようなトランスミッション、前後と中央のデファレンシャルギヤもありません。Gターンと呼ぶ機能は戦車同様、その場でクルッと360度ターンを決める旋回性能パフォーマンスのこと。 一般道では限りなく御法度ですが、4輪を別々に駆動するシステムと構造をアピールするには十分でしょう。というワケで、ベクトルの異なる二つのラグジュアリーを1台に集約したG580は2024年最高のラグジュアリーカーであると断言します。