【彷徨うイケオジの愛車探し】ハンドル握れば若返る金狼たちへ。最新スーパーカーからEVまで2024年を総決算!
【スーパーカー部門】ランボルギーニ・テメラリオ いまやスーパーカーもラグジュアリーの一翼を担う存在。ですが、人々を魅了するには対照的にある種の下品さも必要不可欠。あえて対極にある下品という言葉を選びましたが、この一歩間違えばネガティブに受け取られかねない要素がスーパーカーのエンターテインメント性を高め人々を魅了することは確かなんです。 バンク角60度の伝統的V12エンジンを搭載するフラッグシップのレヴエルトが、稀代の名車ランボルギーニ・カウンタックのDNAを継承するならば、V8エンジンを搭載するテメラリオはそのセカンドラインといえます。ファッション同様、愛でるよりもむしろ素性のよいパッケージのよさを存分に味わいたいスーパーカー。 時代の流れから両モデルとも電動化を果たした便宜上PHEVに属するモデルですが、その活用法はモーターパワーでエンジンをブーストするといって過言ではありません。渋滞時などはエンジンを始動せずモーターで走れるのですからエンジン保護にも貢献しますね。
【グランツーリスモ部門】レクサスLM 何年先かわかりませんが、もし自動運転が成立すれば快適空間をもつモノボックスのパッケージが長距離移動の主流になるかもしれません。その点、LMは時代を先取りしたといえるのではないか? という意味でGTを再定義してみました。 基本骨格が共通するトヨタブランドのアルファード&ヴェルファイアのPHEV仕様がアナウンスされました。電動化比率のアップはいずれLMへも波及すると思われます。都市部はEV、長距離移動はハイブリッド、なんてドライブがいまの最大公約数。ちなみに車名のLMは「ラグジュアリー・ムーバー」の略称です。 【SUV部門】ランドローバー・ディスカバリー レンジローバーは洗練された都市性能、ディフェンダーは伝統のクロスカントリー性能に主眼を置いたモデルであると両翼に振り分ければ、ディスカバリーは中道というか、どちらかといえばタフな性能を有するモデルです(いつ買えるかわからんランクルは候補外)。 パワートレインは3Lの排気量をもつ直6ディーゼルターボエンジン(MHEV)。乗車定員は3列シートで7名を可能としています。優れた道具として、他人とは違う選択肢として。末永く愛せる1台としても控えめなイケオジに相応しいディスカバリーです。