リバプールが不調のマンC下す マンUはアモリム監督がプレミア初勝利
【AFP=時事】24-25イングランド・プレミアリーグは1日、第13節が行われ、リバプールは2-0でマンチェスター・シティを破り、苦しむ王者にさらなる痛手を与えた。マンチェスター・ユナイテッドは4-0でエバートンに大勝し、ルベン・アモリム新監督はリーグ戦初勝利を収めた。 【写真】ゴールを喜ぶサラー リバプールは、コーディ・ガクポの前半の先制点とモハメド・サラーの後半のPKで快勝し、2位のアーセナルに勝ち点9差、スランプに陥って5位に転落したシティに同11差をつけた。これで今季は公式戦20試合中18勝、プレミア11勝を挙げ、2019-20シーズン以来となる優勝が有力視されている。 一方のシティはクラブとして2008年以来、前年の王者としてはプレミア史上初となるリーグ戦4連敗を喫した。 シティはジョゼップ・グアルディオラ監督の下、大きな勝ち点差を逆転してリーグ優勝したことがあるが、10ポイント以上の差をひっくり返したことはない。7試合連続未勝利は、グアルディオラ監督の輝かしい指導者キャリアの中で最長となっている。 グアルディオラ監督は「最初の20分間、リバプールを止められなかった。パスを回してコントロールしようとしたが、難しかった」と振り返り、「リセットしてゼロからやり直す。信じがたい状況だが、選手を信頼している。それでシーズンの終わりにどうなっているかだ」と話した。 ユナイテッドはマーカス・ラシュフォードとジョシュア・ザークツィーがそれぞれ前後半に1点ずつを決めて大勝し、9位に順位を上げた。アモリム監督は就任後初戦となるイプスウィッチ・タウン戦に引き分け、11月28日にはヨーロッパリーグのボードー/グリムト戦に勝利していたが、就任からの3試合で最も手応えのある結果を得た。 チェルシーはアストン・ビラに3-0で勝利し、公式戦無敗を6試合に伸ばしてアーセナルと同勝ち点の3位となった。不調のアストン・ビラは8試合連続未勝利となっている。トッテナム・ホットスパーは10人のフラムと1-1で引き分け、7位に順位を落とした。【翻訳編集】 AFPBB News