【千葉県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 都心から車で約2時間、澄み切った青が美しい海
◆千葉公園のハス池
JR千葉駅から徒歩約10分の場所にある千葉公園は、緑に囲まれた総合公園。 広大な敷地にプールや運動広場、ボートなどのさまざまな施設を備え、多くの花木が四季折々の景観を見せる都会のオアシスだ。 市街地とは思えないほど緑豊かな園内のハス池では、毎年6月上旬から7月にかけて、古代のロマンを秘めた大賀ハスが美しい薄紅色の花を咲かせ、訪れる人々の目を楽しませてくれる。 千葉公園のハス池(ちばこうえんのハスいけ) 所在地 千葉県千葉市中央区弁天3-1
◆八重垣神社祇園祭
「八重垣神社祇園祭」は300年以上の歴史を誇る、千葉県北東部を代表する祭りのひとつ。 毎年8月4日、5日に開催され、一番の見どころは5日に行われる「神輿連合渡御」。10地区の氏子たちの神輿が20基、太鼓や笛を奏でる囃子方と一緒に、八重垣神社を中心に約6キロメートルの距離を練り歩く。 渡御は10:00から20:00ごろまで続き、神輿を担ぐ氏子たちに冷水をかけるのが習わしとなっている。これはもともと、五穀豊穣や商売繁盛を祈願しお清めのために始められたもので、現在は暑さ対策も兼ねて桶やトラックの荷台からかけることも。 また全国でも珍しい女性の氏子たちによる「女神輿渡御」もこの祭りの特徴だ。当日は地域住民や近隣の市町村からの観覧者など、大勢の人で街が賑わう。 開催日:2024年8月4日(日)、5日(月) 八重垣神社祇園祭(やえがきじんじゃぎおんまつり) 所在地 千葉県匝瑳市八日市場イ2939八重垣神社周辺
◆佐原の大祭 夏祭り
関東三大山車祭りの一つとされ、約300年の伝統を有する佐原の大祭。八坂神社の祭礼である夏祭りの祇園祭と、諏訪神社の祭礼である秋祭りがあり、佐原の大祭として国の重要無形民俗文化財に指定され、さらにはユネスコ無形文化遺産にも登録されている。 日本三大囃子「佐原囃子」の音を町中に響かせながら、10台の山車が、重要伝統的建造物群保存地区に指定された小江戸と呼ばれる町並みの中を、家々の軒先をかすめながら曳き廻される様は風情がある。 曳き廻しの技を競う勇壮で華やかな曲曳きでは、重さ3~4トン、高さ7メートルほどの山車を“の”の字を描くように回転させる「のの字廻し」などが披露され、観衆を魅了する。 開催日:夏祭り/2024年7月12日(金)~7月14日(日) ※秋祭りは2024年10月11日(金)~13日(日)(予定) 佐原の大祭 夏祭り(さわらのたいさい なつまつり) 所在地 千葉県香取市佐原