“ファッショニスタ”たちがパドックという名のランウェイを彩った。角田裕毅は大胆肌見せ|2024年のF1ファッションモーメント10選
角田裕毅の自信に満ちたコーデ
角田裕毅は常にパドックのファッションキングのひとりに数えられてきたが、2024年は真にスポットライトを浴びた。アブダビGPに登場した際には、Hugoのアシッドウォッシュタンクトップに、ルーズフィットのデニムジーンズをBottega Venetaのベルトで締めて登場。黒のチャンキーなスニーカーにシルバーのネックレス、そしてダークカラーのサングラスを合わせ、自信に満ち溢れた表情を浮かべた。 ソーシャルメディア上のファンたちは、このルックを映画『ワイルド・スピード』シリーズの悪役になぞらえた(角田がジェイソン・ステイサムの熱烈なファンであることを考えると、特にピッタリだ)。また、黒いタンクトップを着用していたかつてのミハエル・シューマッハーになぞらえる人もいた。 角田は2024年シーズン、ドクロと骨のダブルデニムや、Alpinestarsのモトクロスジャケット、自身がコラボを行なうVERDYのGirls Don’t Cryのカーディガンなどを着こなした。レーシングブルズで迎える2025年は、どんな装いを見せてくれるだろうか?
周冠宇のクールなシルエット
周冠宇はザウバーでのF1キャリアを通じて、ファッションアイコンのひとりとなっている。中国・上海出身らしく、キレイめながらもリスクを恐れず大胆なスタイルを着こなす。世界的なスポットライトを浴びた直近2年間で、お気に入りのシルエットを貫いた。 最後のランウェイ……否、パドックで周は、バギーパンツにマルーン色のボンバージャケットと白のボタンダウンシャツを合わせた。ダークカラーのサングラスに、ツートンのスニーカーがアクセントだ。
リカルドは既にF1後の生活を示唆?
2023年のメットガラに登場した時のように、ダニエル・リカルドも長年ハイファッションに挑戦してきたひとりだが、リラックスしたルックを好んでいることは明らかだ。 グラフィックTシャツの大ファンでもあるリカルドは、自身のアパレルラインEnchanteでいくつかTシャツをプロデュース。2024年のベルギーGPでは、NFLでクオーターバックとして活躍するジョシュ・アレンをモチーフにした陽気なシャツを選んだ。 シーズン途中でF1グリッドを離れて以来、リカルドは表舞台から離れた生活を送っているが、友人のアレンを応援するためにバッファロー・ビルズの試合を観戦している姿が目撃された。 F1参戦後の進路はまだ不透明だが、7月にリカルドが選んだコーデは、アメリカを舞台に活躍する未来を暗示しているのかもしれない。