「正月太り」名医おすすめダイエット食材は?…今日から始める「正月太り」改善法
身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。 メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。 ドクターは、 かたやま内科クリニック 院長 医学博士 片山隆司先生 【動画】今年こそ脂肪を溜め込まない体に!プロが教える、背中の大きな筋肉を使う「代謝アップ術」はこちらから【0分22秒~】 東京医科大学病院 内視鏡センター 部長 主任教授 医学博士 河合隆先生 北里大学大学院 医療系研究科 医学専攻主任 教授 整形外科医 医学博士 高平尚伸先生 の三名です。 今回のテーマは「~3人の名医が徹底解説!~今日から始める正月太り改善法」 お餅やおせちなどの美味しい物を食べたり、家族や友人たちと飲んだりして正月太りをしていませんか?番組で200人に調査したところ、約7割の人が正月太りを経験していました。肥満は、見た目への影響だけでなく、糖尿病や心筋梗塞など大病につながる恐れもあります。そこで今回は、肥満・消化器・運動器の名医3人に正月太りを改善する方法を教えてもらいました。
3人の名医が徹底解説「絶食系ダイエット」
街角でどんなダイエットをした事があるか調査したところ、多かったのは大きく分けて3つでした。そのうち約14%の人が行なっていたのが「絶食系ダイエット」。みなさんが行なっていた絶食系ダイエットには、「朝食を抜き16時間空腹の状態にする」「昼食だけ抜き朝食・夕食は好きなものを食べる」「1日の食事を夕食のみにする」などがありました。 <肥満治療の名医が指摘!絶食系ダイエットの落とし穴> 先生によると、絶食系ダイエットはトータルカロリーが減るので一時的には痩せるとの事。しかし、食事を抜いて飢餓時間が長くなると、入ってきたエネルギーを体脂肪に変えて蓄積する働きが強くなってしまうのだとか。食事が過剰に吸収される事でリバウンドしやすい身体を作ってしまうため、オススメはできないそうです。 <消化器の名医が指摘!絶食系ダイエットの注意点> 消化には、胃酸がとても大事だそうです。通常は、食事に伴って中和されながら胃酸が出るためうまく消化が行えます。しかし、絶食系ダイエットでは食事をしなくても「食べたい」などのストレスによって胃酸が出てしまうのだとか。すると、胃酸の出すぎで胃炎や胃潰瘍のリスクが上がってしまうので、あまりオススメできないそうです。 <運動器の名医が指摘!絶食系ダイエットの注意点> 空腹で低血糖状態が続くと、集中できなかったり、汗をかいてしまったりするのだとか。最悪の場合、汗をかき過ぎて倒れてしまう事もあるので注意が必要だそうです。 <空腹でなくても3食食べた方がいい?> 1食の量を減らしたり、食事の間隔を調節したりなど、無理して食べなくても済む方法にシフトする事が大切だそうです。食事を抜いて太りやすい身体を作らない為にも、1食の量を調節してしっかり3食摂りましょう。