ひろゆきさん、「本当に学者なの?」 経済学者の『円安上等。1ドル=300円』に再反論 「数式も根拠も出せない」
「ひろゆき」こと実業家の西村博之さん(47)が22日、X(旧ツイッター)を更新。大胆な円安肯定論を展開する元財務官僚で経済学者の高橋洋一さん(68)を「本当に学者なの?」とあらためて批判した。 ◆ひろゆきさん、難問Wifiパスワード【写真】 ひろゆきさんは20日の投稿で、5月にテレビ出演した高橋さんが「円安上等。1ドル=300円なら成長率20%」などと、歴史的な円安を肯定する持論を披露したことを伝える中日スポーツの記事を引用。1ドルが300円になると想定すると、「燃料費・肥料代、輸送費が2倍になるので農作物・水産物の価格は2倍。輸入品の価格は2倍以上。電気代も上がります」と指摘。「国内向けで働く人・公務員・年金受給者の手取りは変わらないので、実質的に半額で暮らす」ことになると解説した上で「ホントに学者?」と高橋さんを批判していた。 これを受け、高橋さんは22日、「誰かが、オレの円安を批判しているらしい」と名前は挙げずに投稿。「円安(自国通貨安)は日本有利(自国有利)なのは、近隣窮乏化として古今東西知られている。これに文句があるなら、ノーベル賞クルーグマンや国際機関と議論したら」と反論した上で、「賢い人は国全体の話と個人を分けられる。そうでない人は自分の話だけ」と断じた。 この高橋さんの投稿から30分と置かずにひろゆきさんが反応した。「『円安上等。1ドル300円でも誰も文句言うはずない』とメディアで言っておきながら、数式も根拠も出せない」と反論に対して再反論。「自分で言った事の責任が取れず、クルーグマンや国際機関と議論しろという謎の逃亡。本当に学者なの?」と厳しい言葉をつづった。 ひろゆきさんの投稿には、「確かに」「学者なら客観的根拠を!」「ひろゆきと高橋さんじゃ勝負にもならない。イチャモンつけるな」などと賛否のコメントが挙がった。「ミクロとマクロの違いっぽいけどわかる?」「リプ欄で互いのファン同士がやり合うという遊び」と冷静に見る意見もあった。
中日スポーツ