マンUは21歳FWが躍動、アモリム監督体制で初白星…ラツィオは全勝ストップも首位、日本人組は久保が1G1A躍動:EL第5節まとめ
UEFAヨーロッパリーグ(EL)は28日にリーグフェーズ第5節を行った。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はボデ・グリムト(ノルウェー)に3-2で勝利。ルベン・アモリム監督体制で公式戦初白星を飾った。 【動画】アウェー中国戦の裏で起きていた珍事…日本代表FWがSNS上の声に反応「わざと」 ユナイテッドは24日のプレミアリーグ第12節・イプスウィッチ戦(△1-1)からアモリム監督が指揮。EL第5節が公式戦2試合目となった。すると開始1分に先制ゴール。FWラスムス・ホイルンドが相手GKにプレスを仕掛けてボールをこぼさせると、最後はMFアレハンドロ・ガルナチョがゴールに押し込んだ。 リードを守りたいユナイテッドだが、前半19分、23分に失点を喫し、1-2と試合をひっくり返される。だが45分には再び同点。DFヌセア・マズラウィが相手のクリアを奪い、右サイドからPA内に浮き球のパスを入れる。ホイルンドがワントラップでボールを浮かせ、ボレーでゴール右隅に決めた。 前半を2-2で折り返すと、ユナイテッドは後半5分に再逆転。マズラウィの縦パスをMFメイソン・マウントが逸らしてPA右にボールを通す。MFマヌエル・ウガルテのクロスをホイルンドが合わせ、自身2点目で3-2とリードを奪った。 21歳デンマーク代表FWの活躍で、ユナイテッドが3-2で接戦を制す。順位を15位から12位に押し上げた。 開幕4試合全勝で首位に立っていたラツィオ(イタリア)は連勝がストップ。ルドゴレツ(ブルガリア)との対戦は0-0でスコアレスドローに終わった。4位フランクフルト(ドイツ)がミッティラン(デンマーク)に2-1で、6位ビルバオ(スペイン)がエルフスボリ(スウェーデン)に3-0で勝利し、ラツィオと同勝ち点に並ぶが、ラツィオは得失点差で首位をキープした。 日本人組はDF毎熊晟矢がフル出場したAZ(オランダ)はガラタサライ(トルコ)と1-1のドロー。順位は17位から19位に下がった。DF町田浩樹が所属するロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ(ベルギー)はトゥエンテ(オランダ)に1-0で勝利した。町田は後半42分に途中出場。サンジロワーズは30位から24位まで順位を上げた。 ソシエダ(スペイン)のMF久保建英は1ゴール1アシストの活躍で、アヤックス(オランダ)を2-0で下す勝利に大きく貢献した。待望の2勝目を挙げたソシエダは、25位から16位まで浮上した。 【リーグフェーズ順位表】 ※上位8チームが決勝T進出、9位~24位は決勝Tプレーオフへ 1.ラツィオ(13)+9 2.ビルバオ(13)+7 3.フランクフルト(13)+5 4.ガラタサライ(11)+4 5.アンデルレヒト(11)+4 6.アヤックス(10)+10 7.リヨン(10)+7 8.レンジャーズ(10)+6 ------------------------------------------- 9.トッテナム(10)+4 10.ステアウア・ブカレスト(10)+2 11.フェレンツバーロシ(9)+6 12.マンチェスター・U(9)+3 13.ビクトリア・プルゼニ(9)+2 14.オリンピアコス(8)+2 15.フェネルバフチェ(8)0 16.ソシエダ(7)+1 17.ボデ・グリムト(7)0 18.ブラガ(7)0 19.AZ(7)0 20.ミッティラン(7)0 21.ローマ(6)0 22.ベシクタシュ(6)-6 23.ポルト(5)0 24.サンジロワーズ(5)-1 ------------------------------------------- 25.ホッフェンハイム(5)-3 26.スラビア・プラハ(4)-1 27.PAOKテッサロニキ(4)-3 28.エルフスボリ(4)-4 29.トゥエンテ(3)-3 30.マルメ(3)-6 31.マッカビ・テルアビブ(3)-7 32.カラバフ(3)-9 33.ルドゴレツ(2)-5 34.RFS(2)-6 35.ニース(2)-7 36.ディナモ・キーウ(0)-11