【奈良県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 涼を感じる“おふさ観音”約2,500個の風鈴まつり
◆般若寺 紫陽花ガラスボール
飛鳥時代の創建と伝わる奈良市の古刹、般若寺。 石仏を包み込むように境内一帯に咲き広がる季節の花々が美しく、花の寺として有名な場所。 秋のコスモスがよく知られているが、初夏のアジサイと初夏咲きのコスモスもすばらしい。 丸いガラスの器に色とりどりのアジサイの花を入れた「紫陽花ガラスボール」が並べられ、初夏の境内に涼しげな彩りを添えている。この美しい姿がSNSでも話題に。 般若寺 紫陽花ガラスボール(はんにゃじ あじさいがらすぼーる) 所在地 奈良市般若寺町221
◆岡田の谷 半夏生園
宇陀郡御杖村にある岡田の谷の半夏生園では、自生地が減りつつある半夏生の群生が楽しめる貴重なスポット。 半夏生は、七十二候のひとつ「半夏生」(7月2日~7月7日頃)の時期に花を咲かせることからその名がついたとされ、葉の一部が白く色づくことから半化粧とも言われている。 約3,000平米にわたる群生は、まるで白い絨毯をしきつめたように幻想的。毎年7月上旬から下旬頃が見頃となっている。 岡田の谷 半夏生園(おかだのたに はんげしょうえん) 所在地 奈良県宇陀郡御杖村神末2735
◆空中の村
吉野郡十津川村の21世紀の森・紀伊半島森林植物公園内にあるアスレチック施設、空中の村。 フランスから移住したジョランさんが、フランスで行われているレクリエーションのような森の利用方法を参考にして設計や建設に携わり、2020年4月にオープン。 園内は11ヘクタールもの面積を有し、複数の森の過ごし方を提供している。例えば、最高12メートルの高さの木々の間を歩く「空中ウォーク」をしたり、高さ10メートルの「貸し切りツリーハウス」でゆっくりしたり。大自然が織りなす風景を眺めながら、スリルや癒やしを満喫できる。 木々の間に設けられた網の吊り橋や木製のプラットフォームなど、フランスの技術を使って作られた施設は、幅広い世代が安全に楽しむことができる。 森林に包まれた美しい空間で、宙に浮きながらの読書やお昼寝は最高に癒される。 2023年7月には新たに4種類のスペース「小型ツリーハウス」、「空中テント」、「空中ハンモック」、「透明ドーム」が誕生。非日常的な空間で手ぶらで一泊できるキャンプ体験も見逃せない。 空中の村(くうちゅうのむら) 所在地 奈良県吉野郡十津川村大字小川112 21世紀の森