「政治の家業化を取らん限り民主主義はできない」名古屋・河村市長会見7月11日(全文3完)
名古屋市の河村たかし市長は11日午前、定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「名古屋・河村たかし市長が定例会見(2022年7月11日)」に対応しております。 【動画】名古屋・河村たかし市長が定例会見(2022年7月11日) ◇ ◇
政治家総とっかえ言っとった人が自民幹部に
河村:だで、日本は政治の家業化みたいなのを取らん限り民主主義はできないですよ。だけどマスコミ、どこも書けへんもいかんがね、そういう論点で。そういう論点で。自民党がいかん、何党がいかんいって何遍も言うけど、そんなの関係ないがね。自民党の、今、幹部の中に、名前言ってもいいけど、旧日本新党でおった人が、この間テレビで、ずっとおって、それから新進党におった人、自分、仲いい、ようけ飲んだこともありますけど、自民党はいかんわないって、絶対。日本新党の公約は、政治家総とっかえだったですから。あれ、『責任ある変革』で、細川さんが作ったやつ。政治家総とっかえ言っとった人が自民党の幹部になるんだもんだで。こんなことで、おまえさん、どうさしてくれるの。ね。どうさしてくれるんですか。消費税増税はしないと言っとって、ころっと10%上げる言いだすし。ね。ほんだで民主党はつぶれたわけですよ。それはなぜかっていったら、本当に財政危機だと思っとったんですよ、民主党は。
4億受け取らず本当に良かったのか
あんまりこの話ばっかりしとったらいかん。一発、せっかくだで、チャンスがねえで実話を申し上げると、わし、実は菅さんの事務局長やっとったんですわ、民主のときに。鳩山さん対菅さんの場合だったら、草の根のほうを応援するいうことで。菅さんからも頼まれましたし、派閥の。で、一遍、箱根で政策の討論会があって、20人ぐらいじゃないかな、幹部が集まりまして、何を言っとったかいうと、いわゆるプライマリーバランス、起債を減らさないかんと、国債を。やりかけたわけですよ。それをどうやって決めていこうと。 そしたらわしが、ちょっと待ってくれいうて、それは違うぞいうて、それ。借金だないぞいって。いつもの理論で。リチャード・クーさん【***00:52:12】。借りる人がいないもんで、余ったお金は使わないと大不景気になるぞいって。その場合、国とか、いわゆる一般政府が使うんだといったら、おおもめにもめて、もう菅さんも、やめてくれと、河村くん、いって。本当に。というお話だったわけです。そんなもんなの。だから本当に国の借金のもとです、あれ。だから増税になっていくわけですよ。ほんなら消費税上げないといって言ったらいかんわな、民主党も、選挙の前に。あれ、うそを言ってるかもしれん。そういうことで、なんとかしてちょう。どうしたらいいか。あんまりこんなところでぼやいとってもしょうがないけど。 73になりましたでね、わしも。4億円を受け取らずに市民の皆さんに返したんだけど、800万と退職金返上したやつで。本当に良かったのかと思いますね、自分で。4億円も受け取らずに返して、減税はそれのおかげで、市役所の職員が1割給料を減らして1200億返したわけですよ、市民の皆さんに。ほんなら税の増収が、3200億あったんだけど、これで伸びは日本一になったと思うけど、だけどこういうところでやっぱり勝たしてもらいたいよな、本当は。言っていかんか、そういうこと。ぼやいとったぞと。と思いますよ。ね。あの4億円はどこいったのかと思いますわね。お母ちゃんが怒るもんだで、今池のカプセルサウナ、ウェルビーに泊まっとったがね、わしも。本当の実話ですわ、これも。風呂の栓、抜かれるし。ああ、難しい世の中だわな。政治いうのはそういうもんだから、河村さん、ぼやくなら辞めりゃええがねと言われりゃ、ほんで終わりですわ。あなた、立候補してるじゃないのと。そんなこと、苦労すること分かっとるでしょうと。