「政治の家業化を取らん限り民主主義はできない」名古屋・河村市長会見7月11日(全文3完)
今回の主張で良かったのか
読売新聞:あ、いいですか。読売です。すいません。今回、広沢さんは端的に言うと、高校入試廃止に代表される教育改革っていうのと、市民並み給与に代表される身を切る改革ですが、が主張の柱だったと思うんですけれど、それだけでは今回ちょっと届かなかったわけなんですが、それは、ひいては減税日本の主張にも重なってくるんだと思うんですけれど、この主張で今回届かなかったことを踏まえて、今後、国政で戦うっていうことを考えたときに、例えば狙いを絞り過ぎた部分というのはあったのかなと思うんですけど、主張ですね、国政で【セ***00:58:13】を得ていく当たっての。それを踏まえて今回の主張で良かったのか、今後どういうことを主張していくのか。 河村:その奥に正しい経済学というのが実はあるんですけど、そんなことを言っても、なんや思うもんで。身を切る改革、それから僕らが言っとる市民並み給与はそういう趣旨ですわ。正しい経済学と。税金を使うほうが質素にして、減税いう格好で戻すというんだけど。そこまでは今のところ維新さんも言ってませんわね。そこまで恒久化してという。だからそこはちょっと違いますけど。それが僕らの。ところが中で広沢氏には、それで主張したら必ずこっちの言っとることを分かってくれると。正しいですから、本当に。
来年の統一地方選にどう挑むのか
それから高校入試廃止は、これはそれこそ言わないかんですわ。と思いますね。だけどそれがなかなか届かんな。分かってますけど、そういう話というのは。それより、団体戦ですから、どっちが勝つかだけの話になっちゃってね、市民の皆さんの選択は。なかなか高校入試廃止って、えー、いって。そんなこと言ったら、できん子ばっかでどうなるのとか、そんなふうになっていってまうわけですわ。だけどそういうところには、いわゆるキャリアガイダンスいうか、どういう仕事をやってて、どういうふうな、それのものすごい手厚い応援をするんだ言っても分からへんわね、初めのことだで。いうことだで、変わりませんよね、重要なところは。 読売新聞:先ほどお話がありましたけど、地方議員を増やすのはもっと難しいんじゃないかというお話もありましたけれど、来年は統一地方選挙があるんですけど、それに向けてじゃあどう残っていく、何をどう置き換えて勢力拡大していくおつもりなのか。そこでの維新との関わりも含めて。 河村:勢力は、政治ですから、理屈もそうですけど、維新さんと一緒に広げていかなあかんけど。また自民党批判ばっかしとったって市民のニーズに合わんと。何を批判しとんだいって。ええがや、今でと。不正だったら、不正なんかいくらでもあることになってきちゃうわな。だけど微妙に、名古屋の方はやっぱり名古屋の行政というか、政治がええわないうことを思ってみえるんじゃないですか。と思いますけど。そういうところを訴えていくわけでしょう。減税も続けていかなあかんし。税金が日本で一番安くて、福祉が一番行き渡っとるということでしょう。どうですかいって。本当に。ね。ということじゃにゃあですか。どうで、これ。それが望んでみえるところでしょう、市民の。違うんかね。 しっかり戦い続けているのですということで、73になりましたけど、まあね、本当に残念なんですね、日本の夜明けをつくっていこうと思った、これで。1人通るいうのは大きいですからね。大きいですよ、国の場合は。結局、一定の組織から出た人しか通らなんだという。情けにゃあ。力不足でございましたが、アイムソーリーということですけど。わしも選挙2回落ちてますので。広沢さんも2回ですから、まだまだ。こういうことを主張していくんだったら時間が掛かってもしょうがないですよ。庶民革命みたいなことを言うならね。 中部経済新聞:ほか、特に質問よろしいでしょうか。よろしければ、これで本日の。 河村:ええかね。はい、すいません。 中部経済新聞:市長の会見、終了させていただきます。 (完)【書き起こし】名古屋・河村市長会見7月11日